2月21日(木) 技を盗め
- 公開日
- 2013/02/21
- 更新日
- 2013/02/21
校長室便り
子どもたちを指導していく時、速く走らせたいと考え、厳しい練習をさせたり、子どもを賢くしようと大人が知っている知識や技術をどんどん詰め込め込んだりしてもうまくはいきません。一時的には成績が伸びるかもしれませんが、本当の意味での力がつかないのです。指示してやらせてばかりいると、「次に何をしたらいいんですか」と常に指示待ちになります。少し気をつければ防げた失敗でも「前もって言ってくれれば失敗しなかったのに」と他人の責任にしたりしてしまいます。
朝礼では、身近にいる名人・達人から技を盗めと話しました。テレビに出てくる名人・達人だけではなく、大和東小学校にも朝礼で紹介する子以外に縄跳びやリコーダーなどの名人・達人がいます。誰かに教えてもらわないとできないと考えるのではなく、身近にいる名人・達人を見つけ出し、自分から技を盗む気持ちでどんどん良いところ、素晴らしいところを吸収してほしいと思います。