8月7日(日) あなたにとって、大切な人は誰ですか? 夏休み18日目も元気にすごしましょう!
- 公開日
- 2022/08/07
- 更新日
- 2022/08/07
校長室便り
夏休み18日目の朝をむかえました。大和東っ子のみなさんは、気持ちよく目覚めて朝の活動にとりかかれているでしょうか。8月最初の日曜日なので、家族でお出かけという人もいるかもしれませんね。交通安全を家族に呼び掛けて、熱中症や水の事故等に気をつけて、楽しい時間を過ごしてきてくださいね。
さて、昨日は広島で平和に関するイベントが行われました。小学6年生の子の平和の誓いを世界に向けて発表しました。また、出校日にして平和について発表会を行った小学校もあるようです。みなさんも、家族で平和についてお話しできたかな。6年生2人が発表してくれた「平和の誓い」を紹介します。どんなことを感じたか、家族とお話ししてみてくださいね。
<平和への誓い>
あなたにとって、大切な人は誰ですか。
家族、友だち、先生。
私たちには、大切な人がたくさんいます。
大切な人と一緒に過ごす。笑い合う。
そんな当たり前の日常はとても幸せです。
昭和20年(1945年)8月6日 午前8時15分。
道に転がる死体。
死体で埋め尽くされた川。
「水をくれ。」「水をください。」という声。
大切な人を一瞬で亡くし、当たり前の日常や未来が突然奪われました。
あれから77年経ちました。
今この瞬間も、日常を奪われている人たちが世界にはいます。
戦争は、昔のことではないのです。
自分が優位に立ち、自分の考えを押し通すこと、それは、強さとは言えません。
本当の強さとは、違いを認め、相手を受け入れること、思いやりの心をもち、相手を理解しようとすることです。
本当の強さをもてば、戦争は起こらないはずです。
過去に起こったことを変えることはできません。
しかし、未来は創ることができます。
悲しみを受け止め、立ち上がった被爆者は、私たちのために、平和な広島を創ってくれました。
今度は私たちの番です。
被爆者の声を聞き、思いを想像すること。
その思いをたくさんの人に伝えること。
そして、自分も周りの人も大切にし、互いに助け合うこと。
世界中の人の目に、平和な景色が映し出される未来を創るため、私たちは、行動していくことを誓います。
➡平和の誓い 小学生代表動画はこちらから
➡小学校で平和への思いを語る授業(NHK広島ウェブニュースはこちらから)