学校日記

4月14日(木) 「恩送り」心のこもったふれあいの会

公開日
2022/04/14
更新日
2022/04/15

校長室便り

昨日の1時間目。6年生が「1年生を迎える会」を企画してくれました。会場では、1年生入場を温かい拍手が迎えてくれ、歓迎のスピーチや大和東小学校の魅力の紹介、大和東小学校クイズ、プレゼント渡しなどがあり、笑顔広がる時間になりました。

「恩送り」という言葉があります。自分が実際にお世話になった人には、時間的な別れがあって実際には恩返しができないことが多いものです。例えば6年生が入学した6年前にお世話になった大和東小の6年生は、今は高校1年生です。いろいろなことができるようになった6年生が、当時を思い出して何かお礼をしたいと思っても、生活するステージが違うためなかなかかないませんね。

でも、同じようにうれしかった思いを今の1年生にしてあげることはできます。恩を受けた人ではなく、昔の自分と同じ立場の人を世話してあげる「恩送り」。そうやって、人はつながっていくのかなと思います。自分がしてもらってうれしかったことを、1年生の子たちにたくさんしてあげてください。2年生から5年生の子たちにも、ぜひやさしい6年生の思いをプレゼントしてあげてください。きっと、みなさんの思いは、後輩たちが「恩送り」をして、素敵な大和東小学校の伝統を支えてくれると思います。