宮西小日記

11月25日(火) 朝礼より(人権の話) 

公開日
2025/11/25
更新日
2025/11/25

校長室より

今日の朝礼はリモートで行いました。

お話しの内容は、「人権と温かい言葉の大切さ」です。 ▼人権を大切にすることは、自分自身と周りの人々、その両方を大切にする。差別やいじめを避け、思いやりを持つことは当たり当たり前のことかもしれませんが、ついその大切な気持ちを忘れてしまうことがあります。だからこそ、今、改めて心にしっかりと留めておく必要があります。人権を大切にするために、覚えてほしい言葉を紹介します。それは、「たった一言(ひとこと)が人の心を傷つける。たった一言が人の心を温める。」という言葉です。様々なメディアで使われる言葉、SNSなどで見る誹謗中傷のように、ひどい言葉はまるで鋭いナイフのように、人の心を深く傷つけます。この「たった一言(ひとこと)が人の心を傷つける。たった一言が人の心を温める。」という言葉を、あるニュース番組でコメンテーターの方が伝えているのを聞き、改めて言葉の持つ力の大きさを感じました。みなさんは、この言葉を聞いて、どう思いますか?▼人を傷つける言葉とは反対に、「大丈夫だよ」「一緒に遊ぼう」「すごいね」「がんばって」「ありがとう」といった温かい一言は、心を温めます。みなさんはどちらの言葉を使いたいですか。▼また、この「一言(ひとこと)」を、「行為や行動」に置き換えて考えてみましょう。「ほんの小さな行為が人の心を傷つけることも、小さな行為が人の心を温めることもある」となります。冗談やふざけていて力が入ってしまった…相手が嫌がっていることに気が付かなかった、それは、相手を言葉で傷つけることと同じです。つまり、相手を傷つける言葉や行動は、友人や家族、誰に対しても絶対にしてはいけません。▼言葉は便利で身近な道具ですが、鋭いナイフにもなり得ます。▼みなさんの周りにある掲示物を見てください。廊下や階段、教室には、優しさや励ましなど、素敵な言葉がたくさん書かれています。ぜひ、それらの言葉に気づき、そして、「誰が、どんな思いでこの言葉を書いたのだろう」と考えてみてください。気づいたり考えたりできる人が増えると、宮西小がさらに思いやりにあふれた素敵な学校になります。ぜひ温かい言葉をたくさん使い、自分の言葉や行動に責任を持ちましょう。