9月12日 進化と成長の夏季集中研修 振り返りから(17)
- 公開日
- 2024/09/12
- 更新日
- 2024/09/12
夏季集中研修日記
8月7日に市内各会場で行われた一宮市教職員の集中研修の様子です。
この日は、15年目までの教職員を主なターゲットにした必修選択研修(400番台・500番台)、そして全キャリアステージを対象とした自由選択研修(600番台)が行われました。
いつでも!「まなびi」ネットに入力していただいた振り返りから、一部抜粋・個人情報を修正して掲載します。
404 GIGAスクール構想の実現に向けたICT活用に関する研修
今年度所属している学校がGIGAスクール推進校であると聞き、1学期間、デジタルなものやことに不慣れな中、周りに力を借りてやってきました。その結果、多くのことを教えてもらい、自分の糧となりました。より理解を勧めたいと思い、本研修を受講しました。
研修を受けて感じたことは、教師一人の力では成り立たないということです。学んだことが様々な場面で生かされないと効果が半減してしまうことがわかりました。
また、教師がICTの知識に素養がないといけないことも強く感じました。学ぶ機会はあるのに「苦手だから」「面倒くさい」「忙しい」でやめてしまうのは、もったいないと思います。なので、業務の精選を行い、学ぶ機会が作られるとよいと考えました。
自分自身、前任校でそういったことにほぼ触れてこなかった7年間を過ごしてきました。なので、今回の研修で見たもの聞いたもの全てが大きな刺激になっています。今回学んだことを業務や授業に生かしていきたいと思います。
406 いじめ対策研修
今回の研修を通して、2学期からすぐに生かしていきたいと感じたのは情報共有である。
いじめはなくそうと思っていてもどこかで必ず起きてしまうものである。しかし、それを未然に防ぐことができる方法が情報共有だと思った。自分だけではいじめの予兆に気付かないことも複数人で考えれば気付く可能性が上がる。
また、自分の中では大丈夫であると思っている指導でも、第三者から見たり聞いたりしたときには危ないことに気付き留めてくれる可能性もある。
自分だけで全て完璧にできると考えず、常に学校や学年のチームとして行動することにより、より安全で、より効果の高い指導の実現が可能になると考える。
職員室の何気ない雑談から主任や管理職に報告しなければいけない内容など、常日頃から情報を共有していこうと思う。
407 不登校対策研修
とにかく本人の思いをしっかり聞くということが大切である。今回のインタビューでは人に会いたくないという事例だったが、その場合でも保護者を通じて思いを聞いたり、手紙のやりとりをして思いを聞くなどの方法があると話し合いで意見が出た。
また、本人自身がどうしていいか分からない、どうして今の状況になっているか分からないという場合があるが、こちらからじゃあこうしよう、ああしようと押し付けにならないよう、わからないという気持ちを受け止めることも必要だと思った。
ただ、本人の希望だけで動くことが良いというわけでなく、卒業後の将来を見据えて保護者と方針を相談しつつ、本人の思いを尊重した対応を考えていくことが大切だと思う。実際にそうするのはかなり難しいとは思うが、周りの先生方とも協力して対応したいと思う。