センター日記

9月7日 夏季集中研修 みなさんの振り返りから

公開日
2023/09/07
更新日
2023/09/07

夏季集中研修日記

8月7日(月)に開催された夏季集中研修の振り返りを抜粋して掲載します。個人情報の部分を一部修正しています。
参加された先生方、職員の皆様、お疲れ様でした。

【407 不登校対策研修】
 今回の研修を通して、不登校児童生徒を出さないようにするためには、日頃から一人一人の児童生徒と何気ない会話をする、少しの変化に気づけるように常に観察する、児童生徒が担任や他の教師に話しやすい環境を学校全体で作ることが大切であると感じました。
 委員長の先生や講話をしていただいた先生方の話を聞き、今後の自分の指導にも生かしていきたいポイントがたくさんありました。
 いろいろな児童生徒がいる中、一人一人と向かい合い、彼らが悩んでいるときはすぐに対応してあげられるように、変化に気づく洞察力と寄り添い傾聴できる包容力が必要であると思いました。

【410 言語活動充実研修】
 今回の研修を通して、言語活動をどのように学校生活の中に組み込んでいくとよいか、とても参考になった。
 まずは、子どもたちが興味を持つことが肝心で、継続して活動できるための手立てを知ることができた。
 辞書を「知らない言葉を引く道具」として活用するのではなく、「新しい言葉と出会うもの」という捉え方はとても新鮮で、自分自身でもやってみたくなった。
 日々の学校生活の中で、知っている言葉を別の言葉に言い換えることなどを取り入れていけるとよいと思った。

【508 特別支援学級担任研修】
 教師の出している言葉には、説明と指示の二つの意味があることが分かりました。
 子どもに理解してもらうための説明、子どもを動かすための指示を使い分けて話せるように、意識していきたいと思います。
 また、生命の維持の脳幹、感情の大脳辺縁系、言語の新皮質の違いにより、感情を制御できるのは言葉だということがようやく分かりました。
 だからこそ、子どもの困った行動には理由があり、こちらの意図を言葉で説明しても伝わらないことも分かりました、まずは、子どもの感情に寄り添ってから、対応を考えていきたいと思います。