10月24日(月)学校集会「One team」
- 公開日
- 2022/10/24
- 更新日
- 2022/10/24
学校の様子
学校集会での校長挨拶の概略を紹介します。
「One Team」2019年の流行語大賞になった言葉。One teamと聞いて、ラグビー日本代表のことを思い出す人も多いのではないでしょうか。合唱祭に向けた本格的な練習が始まります。チームや組織が強くなるポイントについて考えてみました。
1つ。ラグビーの日本代表選手たちは心を一つにし、目標に向かって励みました。わからないことは他の選手に聞き、そのままにしませんでした。意見がぶつかることもありましたが、乗り越えて心の結びつきを強くしました。同じ目的をもち、お互いに意思疎通して、チームとして結束するというコーチの考えを、「ONE TEAM」というテーマを掲げ、浸透させました。
2つ。選手一人一人が、自ら考え判断して行動することを大切にしてきました。他人から言われて動くのではなく、自主的にミーティングを開いたり、練習をしたりしました。「以前は戦術から服装まで事細かに指示する管理主義だった。今は選手が判断する。だから強い」とキャプテンのリーチ・マイケルさんが語っています。
3つ。ラグビーは身長、体重など、どんな体型でもその人に合ったポジションがあります。俊足、判断が早いなど身体能力もしかり。どんな人にも適材適所の居場所があり、そこで自己肯定感が得られます。
日本代表では、試合に出ない選手にも、対戦相手の研究をし練習をサポートする役や試合中の伝達係などの仕事をつくり、選手がサポート役の補欠の働きを認め、感謝し、協力し合っていました。学級や部活などの集団においても、個性や特徴を生かした居場所を用意できるとよいですね。
ワンチームには見ている人の心を感動させるパワーがあるようです。合唱祭に向けた本格的な練習が始まります。これからもワンチームを意識して主体的に行動していきましょう。