5月2日(月)ゾーンの入り方
- 公開日
- 2022/05/02
- 更新日
- 2022/05/02
学校の様子
学校集会での校長講話の概要を紹介します。
「ゾーン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ここぞというときに結果を出せる人とそうでない人がいます。それを分けるのが集中力の差。ハンマー界のレジェンド 室伏広治さんがアテネ五輪で活躍できたのは、「世界のトップと戦うために何が必要か」を追究し続けた結果でした。「超集中状態」と言われるゾーンにいかにして入れるのか。室伏さんの著書「ゾーンの入り方」より、その方法の一部を紹介します。
室伏さんは、全身の筋肉と神経、感覚を通して働かせるトレーニングや呼吸法を実践すれば、「集中しよう」と頭で考えることなど忘れて、いつのまにか集中していると考えました。室伏さんはその方法論を「ハンマロビクス」と名付けていますので、興味があったら、ぜひ探ってみてください。
もっとも簡単にできるのが、手のひらの感覚を総動員して、1枚の新聞紙を片手だけで小さく丸めていく運動です。ポイントは、新聞を落としたり手放したりしないで、手中に収めたまま、確実に握りつぶすために、何度も握り替えること。
「どうも集中できない」という場合、質がよくてチャレンジングな取組に変えれば、集中もできるし、成果も上がる。それはスポーツも勉強も同じだということを、室伏さんの言葉は気づかせてくれます。