学校日記

3月24日(火)修了式を終えました。4月には進級します。

公開日
2026/03/24
更新日
2026/03/24

校長室から

本日修了式にて、1年生、2年生の代表生徒に修了証を授与しました。

それぞれの学年の課程を修了したことになります。

朝は、多くの生徒が元気に登校しました。挨拶の声がひときわ大きかったように思います。

生徒指導担当からは以下の話をしました。

・1年を振り返って印象に残っていること

・様々な経験を通して身につけた力

・注意してほしい3点

①命を大切に 交通安全、不安や悩みの相談

②犯罪に関わることに注意 遠いことではなく自分事とすること、先の自分を思い描いて生活すること

③SNS デジタルタトゥーの恐ろしさ

安全担当からは以下の話をしました。

・良かった点 標識をよく守れるようになった、一旦停止に注意するようになった、自転車の鍵のかけ忘れが減った

・注意してほしい点 一宮市の交通事故現状で自転車飛び出しが非常に多い

・ヘルメット着用、左右の安全確認、自転車は左側1列、徒歩広がらず


校長からは以下のような話をしました。
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 卒業式では、卒業生に向けて、自ら誰かに「してもらう」こと、共に「し続ける」こと、互いに「し合う」ことがより重要になっていくことについて話をしました。

 一つ目の「してもらう」というのは、楽をするということではありません。任せっきりにしたり手放したりすることでもありません。一人では達成できないことに向かって努力する過程で、誰かの力を借りたり協力したり分担したりするということです。 してもらうことで、自分にできることや自分がしなければならないことを明確にするのです。そして、してもらった人に感謝すると共に、一緒に歩む心地よさを生きる活力にしていくのです。

 二つ目の「し続ける」というのは、やれないことややらないことの理由を探してやめたり諦めたりするのではなく、絶えずやるための方法を探したり手立てを考え直したりして、目的を見失うことなく目標に向かうことです。 やれないことややらないことの理由を探す人、できないことを誰かのせいにする人は、現状より伸びることは難しく、その場はやり過ごせるかもしれませんが、やがて人に負担をかける存在になってしまう危険があります。一方、方法や手立てを模索し、粘り強く進める人は、自分に対して絶えず問い続け、その場は面倒なことが多いかもしれませんが、力をつけ、やがて人や社会に寄与していく可能性が大きいです。ノーベル賞をとる人や大谷選手は、特別な人ではなく、そういう人だと考えます。

 三つ目の「し合う」というのは、まず、自分なりに物事に向かうことが前提です。そのうえで、その過程や結果、うまくいったこといかなかったこと、そしてその原因などについて、対話を通じて共有し、より質の高い行動や考え方を追求するということです。

 この三つを新たなキーワードとして付け加え、学校生活、家庭生活を送れるようになってほしいと思います。

 卒業式前の2月27日、いつものように南門で挨拶をしていると、ある3年生の生徒が「すいません、遅れました」といって走って門を通過していきました。まだチャイムが鳴る前でした。千秋中の生徒は、昇降口が開く7時50分前から待っている生徒もいますが、ほとんどは昇降口があいてから、約束の8時5分までに通過しています。そして、教室で始業の8時15分を待ちます。学級という集団で、毎日の生活を仲間と始めるには互いにちょうど良い時間だと思います。だから、「すいません、遅れました」といった生徒は、門で待っていた私たちにというより、自分に言った言葉だったのだと思います。

 自ら何をどうすべきか、何を踏みとどまるかという判断をしたり習慣を身につけたりすることは、自分が社会で生かされるための根本で、自分づくりの基本です。

 迎える新年度は、自分ができていること、自分ができていないことをしっかりつかんで迎えてほしいと思います。なぜなら、それが、人の中で自分が受け入れられながら自分らしく生きるために必要だからです。

 自然な笑顔を輝かせ、本気のみなぎったあなたたちと共に4月から始められることを願っています。


令和8年3月24日 一宮市立千秋中学校長 内田 正弥