8月4日(月)全校出校日 残り3分の2
- 公開日
- 2025/08/04
- 更新日
- 2025/08/04
校長室から
これまで、暑さと戦い、調整しながら、部活動や体育祭に向けての準備に取り組んできました。今日は全校出校日です。久しぶりに近所の生徒との登下校、級友と現状の情報交換など、残り3分の2に向けて、これまでを振り返るとともに、意識を高める日となったでしょうか。
校長から集会では以下のような話をしました。
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夏休みのおよそ3分の1が過ぎました。
当初計画した休み中にやりたいことややるべきことに自ら取り組むこと、部活動や家庭、地域で共に高め合う活動、いろんな場所や集団で互いに理解し合い尊重し合う気持ちなどは、日にちの経過や経験、体験の中で一つ一つに自分が身を置いていくため、3分の1程度達成している感覚があるでしょうか。
何も変わっていないかもしれないと思ってしまう人は、残りの3分の1で取り返さなければなりません。
終業式でお話しした四つのことのうちの三つ、仲間と共に歩んでいくキャリア(生き方)、自分も人も笑顔にしたり前に動かしたりする人間関係、自分自身の範囲を広げることへの挑戦については、夏休み終了後の自分を1とすると、3分の1程度達成できているか振り返ってください。もちろん、「1」となる自分の姿を決めておかないと振り返る基準がありません。何となくになってしまいます。一番だめなことです。
終業式でお話しした四つのうちの残り一つ、早寝・早起き・朝ごはん。これは毎日すべきことなので、1分の1でなければならないことです。ほかにも、1分の1はたくさんあります。
例えば、自他の命を大切にすること。
体調が普段とは違うのにいつものように行動しようという場合、その後の活動において、熱中症や登下校時の交通事故等への影響はないか、事前に休む、やめる選択をすべきときがあります。また、一緒に活動している友達がちょっといつもと違う様子に見えるときは声をかけるとともに先生に知らせる必要があります。これは1分の1です。
交通ルールの順守、安全確認などは、当然1分の1です。
過ごす時間に伴って、自ら計画し、進め、振り返り、力をつけていくことは、3分の1が目安となり、人や予定によって全く同じではありませんが、最後には「1」にできるよう過ごすことが大切です。
1分の1のことは、共に、あるいは互いに1分の1でなければ社会や関係が成立しません。
一つ一つの行動や選択が、どちらのことなのかをしっかり判断して残りの夏休みを送ってほしいと思います。また、世間では、多種多様な事件事故、災害が毎日のように起こっています。防犯、防災への意識をしっかり高めてください。