12月3日 生徒会による朝の人権作文の取り組み
- 公開日
- 2015/12/04
- 更新日
- 2015/12/04
お知らせ
本日の朝の人権作文朗読は「真の国際化に向けて」でした。小学校6年生のときに日本にやってきた中国人の”私”。日本語が全く分からず、授業中も配慮してもらったり、テストやレポートも「やらなくていいよ」と特別扱いをされる。周りは”私”を気遣ってのことだったが、”私”はそれを望んでいなかった。「中国はどんなところなの?」「何が好きなの?」とまるで自分は中国の代表であるかのように見られてしまうが、”私”は中国人という人ではなく、まぎれもない”私”なのだ。
ここで生徒の感想を一部紹介します。
「作文を聴いて”優しさ”が裏目に出てしまうこともあるんだと思った。外国人だからと距離を置いてしまうと、その人がなじめなくなってしまうんだと思った。ここに出てくる”私”はどちらの立場も経験しているからどう接するべきかよく分かっていると思う。生まれた国、言語などが違っても、お互いが人類の仲間であることは変わりないという考えが大切なのだと思った。国際化が進んだ現代にもっと国を超えて協力し合う意識ができたらいいなと思う。私も将来そういう立場になったら、広い心を持って接していきたい。」