12月4日 人権「読み聞かせ」
- 公開日
- 2015/12/04
- 更新日
- 2015/12/04
こころを育てる
今朝は、全クラスが同じ絵本を読み聞かせしました。題は『ひとりひとりのやさしさ』
ある学級に「マヤ」という少女が転校してくるところからお話は始まります。外見がみずぼらしいというだけのことから、だれもが相手にしてくれません。笑顔を投げかけても返してもらえません。主人公も遊ぼうとしないどころか、陰で悪口を言う始末です。ある日からマヤは登校しなくなりました。その時担任の先生が「やさしさ」について話します。「水に投げ入れた小石が作るさざ波のように、私たち一人一人の小さなやさしさがさざ波のように世界に広がっていくのです」やさしさに気づいた私は、マヤの登校を待ちますがマヤは戻ってきません。池に小石を投げてさざ波を起こし続ける主人公ですが、今となっては主人公のやさしさはマヤには届かないのです。
やさしさを求めている友達がクラスにも、学校にも、近所にもいます。その子にあなたのやさしさが届けられますように。
話は変わりますが、この読み聞かせの前に「ハッピーバースデー」の合唱があるクラスから聞こえてきました。今日はそのクラスの担任の先生の誕生日でした。皆さんのやさしさが、担任だけでなく学校中に伝わりました。