学校日記

11/7(火) 羅針<校長室より> アスリートの姿から自分の生き方を考えよう 〜高木菜那さんの講演を通じて〜

公開日
2023/11/08
更新日
2024/01/16

羅針<校長室より>

 コロナ禍により社会が大きく変化したり困難と直面するような経験して、今こそ生徒に大切だと思うようになったことがありあます。それは、変化や困難に適応できる力・困難なことがあってもそこからしなやかに回復する力 :レジリエンス。生徒一人一人がもつ夢や希望が前に進む勇気となり、共に進もうとする仲間を結び付け、互いの苦労や悩みを理解し合い、協働して困難を克服する力を高めていくことが不可欠だということです。
 このことを生徒に教え、励まし、勇気づける何か良い仕掛けがつくれないかと思いを巡らせていた昨冬。偶然、高木菜那さんの話に勇気をもらったという新聞記事を見つけました。私自身がスピードスケートの観戦が好きで、菜那さんのアスリートとしての歩みをずっと見続けていたので、彼女の体験から発せられる言葉はきっと生徒に大きな刺激になる。「これだ!」と思い立ち、直接連絡を取ってみたことが今回の講演につながりました。メールやおんラインで事前打ち合わせを何度かし、今回の講演はそんな私の生徒への願いも添えていただいています。
 会場が笑顔になるトークで明るくあたたかな雰囲気を引き出し、飾らずストレートな言葉で生徒に語りかけてくださいました。世界的トップアスリートを間近かにし、その見方・考え方を直接聞くことができたことは、これから先の大中生一人一人の背中を押してくれると信じています。
 高木菜那さん、素敵な講演会をありがとうございました。※高木の「高」ははしご高