11/11(木) 羅針<校長室より> 2・3年生の宿泊行事を終えて
- 公開日
- 2021/11/11
- 更新日
- 2021/11/11
羅針<校長室より>
2年生の自然教室、3年生の修学旅行が終わりました。コロナ禍にあっては「家庭と学校はつながっている」という視点から家族ぐるみでの健康管理をお願してきましたが、こうして大事なく宿泊行事を実施できたのは、生徒も関わるすべてのみなさんのご理解とご協力があってこそだと心から思っています。深く感謝申し上げます。
中学校で秋に宿泊行事を実施するのも「なかなかいいものだ」と感じました。特に印象深かったのは、2・3年生ともに、生徒がとても落ち着いて、いい雰囲気をつくって参加していたこと。何かにつけて手探り状態にある春に比べて、秋は半年以上かけて人間関係づくりや学級づくりが進んできて、いわゆる「勝手がわかっている」関係であることが、リラックスして雰囲気や、多くを言わなくても自分たちで行動できる頼もしさを引き出しているのかなと感じたりしました。ちょっぴり大人っぽくなった姿もみられ、生徒が自立に向けてちゃんと育ってきている手ごたえを感じたことが何よりうれしいことでした。
修学旅行のスローガンには「仲間とつくる最高の思い出」という言葉がありました。
「修学旅行は最高の思い出づくりへの第1章。続く体育祭、合唱祭、進路選択など、ここから卒業に向けて一つ一つの「節目」と「見せ場」の中で、この言葉を完結させていってほしい。」
修学旅行の解散式の時に3年生の生徒に贈った言葉です。
宿泊行事を終えた今、秋の深まりとともに、一人一人の生徒が、各学年・各学級が、笑顔輝く経験をいっそう深めていくことを期待しています。