4月15日(月) 任命式「一人一人の活躍を期待しています」(校長室)
- 公開日
- 2024/04/15
- 更新日
- 2024/04/15
校長室
【任命式 校長講話から抜粋】
みなさんの学校生活の様子から「あいさつ 時間を守る 黙動清掃」といった当たり前のことが、身についている人がたくさんいることがわかります。
みなさんの学級は、学年によって人数は違いますが、30人から40人が、同じ教室で生活しています。これだけの人が同じ教室で毎日過ごしていると、行き違いやちょっとしたミスから「あれっ」と思うようなハプニングやトラブルが、起きることも出てくると思います。その時に、どういう行動をとるか・・・。
私がここで問いたいのは、その時に「人として正しい判断ができるか」ということです。ハプニングやトラブルが起きた時、自分は、良い方向(改善)に動けるか。何もしないか。あるいは、さらに悪い方向へとあおったり、流されたりしてしまうのか。
「もし自分だったら」と立場を置き換えてみると、判断基準がはっきりしてくるかもしれません。
例えば、できないことがあって困っている時に「手伝おうか」「一緒にやろうか」という人がいたらありがたいですね。からかいや意地悪があった時「やめなさい」と正義のブレーキをかけてくれる人がいる学級は、安心できますね。
学級・学年・学校全体の雰囲気をつくっていくのは、生徒会執行部や学級役員だけの仕事ではありません。「誇れる中中」は、まず、中部中に在籍している全員で築いていきます。全員というのは、私が信頼している先生方。そして、頼りにしている最高学年の3年生。昨年の経験を生かし、行動できる2年生。先輩から多くのことを学んでいく1年生。・・・の「全員」です。
委員会活動や係・当番活動など、全員が自分に任された役割をしっかり果たし、悪口・陰口やいじわる・いじめなどマイナスの行動ではなく、優しさと思いやりに満ちたプラスの行動にエネルギーを注ぎ、「中中っていいな」「中中っていいよね」と自分たちが思える、周りからもそう思ってもらえる「誇れる学校」を先生と生徒のみんなでつくっていきましょう。