ハンドボール部男子は一宮市総合体育館にて総合体育大会準決勝に臨みました。対戦相手は、春季大会で熱戦を繰り広げた萩原中でした。試合開始早々に先制点を奪い、雰囲気を盛り上げ、自分たちの持ち味を発揮しようと声を掛け合いました。相手の素早い攻撃や、力強いディフェンスに苦しむ場面もあるなか、これまで練習の成果を発揮しようと全力で戦いましたが、力及ばず10-22で惜敗となりました。
　今日をもって3年生は引退となりました。4月からの短い期間でしたが、ハンドボールが大好きで、気持ちが強く、感情を全面に出してプレーする姿がたくさん見られて楽しかったです。ありがとう。4月に顧問が変わり、不安や戸惑いもあったと思いますが、指示を待つのではなく、常に自分たちで必要なことを考え、時にはぶつかり合いながらも、行動できるチームでした。
　今日は、自分たちの思うようなプレーができない場面が多くありましたが、それでも最後のブザーまであきらめることなく走り続け、「自分たちのプレーを続けよう」と声を掛け合う姿は最高にかっこよかったですし、立派でした。試合後のミーティングでも伝えましたが、これから先の人生でも今日の試合のように、「思い通りにならないこと」のほうが圧倒的に多いです。そんな時でも、最後まで決してあきらめることなく、仲間と声を掛け合い、乗り越えていける人であってほしいと思います。今日の試合で、そんな姿を見せてくれたみんなならこれから先のステージでも輝いてくれると信じています。3か月間、本当にありがとう。
　最後になりましたが保護者のみなさま、これまでハンドボール部男子の活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。朝早くからの送り出しやお弁当の準備、送迎など保護者のみなさまのご協力がなければ、今日まで選手たちはのびのびとプレーを続けることができませんでした。最後の大会でも多くの声援が会場に響き、大きな力になりました。今後ともハンドボール部男子をよろしくお願いいたします。