中部中日記

9月23日(金・祝)「秋分の日」とおはぎ  (校長先生より)

公開日
2022/09/23
更新日
2022/09/23

校長室

 今日は昼と夜の長さがいっしょになる秋分の日です。秋分の日は「祖先をうやまい、亡くなった人のことを思う日」だそうです。秋分の日と春分の日のそれぞれ前後3日間を合わせた7日間を「お彼岸(おひがん)」といいます。お彼岸では、お墓やお仏壇におはぎやぼたもちを供えて、ご先祖様の供養をします。
 ところで、おはぎと、ぼたもちは、どちらも「もち米」をつぶしたものを丸めて、「あんこ」や「きな粉」で包んだものです。
漢字で書くと、おはぎは「お萩」、ぼたもちは「牡丹餅」です。萩(ハギ)も牡丹(ボタン)も花の名前ですね。
 萩(ハギ)は、秋のお彼岸のころに花を咲かせます。また、牡丹(ボタン)は、春のお彼岸のころに花を咲かせます。昔の人は、お彼岸でお供えをする食べ物に、それぞれの季節に咲く花の名前を付けたのですね。
 中中生のみなさんも、今日は「おはぎ」をじっくりと味わってはどうでしょうか。