中部中日記

7月20日(水)1学期終業式 校長先生のお話

公開日
2022/07/20
更新日
2022/07/20

校長室

 本日、1学期の終業式が行われ、校長先生のお話がありましたので、その概要を紹介します。

<校長先生のお話の概要>

 夏の大会の応援に行ったが、中中生の頑張りは素晴らしかった。みんなよく頑張った。
夏の市大会が終わり、多くの3年生はこれで部活動を引退することとなる。これまで本当によく頑張ってきたので、部活を通して学んできたことをこれからの生活に生かしてほしいと思う。2年生、1年生のみんなは、先輩たちが築いてきた中部中のよき伝統を引き継いで中部中をさらに発展させていって欲しい。

これから西尾張大会や県大会に出場する生徒のみんなは、最後の調整をしっかりして本番でも持てる力を発揮できるようにがんばってほしい。
文化部では、吹奏楽部がコンクールに出場する。自分たちにとって最高の演奏ができるようにがんばってほしい。

部活動や勉強など、みんなは結果が気になると思う。もちろん結果は大切だと思うが、みんなにはそこに至るプロセスを大切にしてほしいと願う。結果というものは、自分でコントロールできないけれど、プロセスは自分でコントロールできるはずです。
 人生の中で、取り組んだことがうまくいけばよいのだが、なかなかそうはいかないことが多い。つまずくこと、失敗することもたくさんある。

 話は少し変わるが、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」通称「こち亀」の主人公両津勘吉(りょうつ かんきち)を知っているだろうか。この「こち亀」の単行本は全200巻、累計の売り上げは1億5000万冊だそうで、ギネスブックに登録されている。
 両津勘吉は、ハチャメチャなキャラクターであるが、とても良いことを言うのである。
「人間、つまずくことが恥ずかしいんじゃない。立ち上がらないことが恥ずかしいんだぞ。」この言葉は、特に心に残っている。
 さっきの話に戻るが、人間は人生の中で失敗することや、つまずくことがつきものである。大事なことは、立ち上がって新しい目標に向かって再びチャレンジすることだと
両津勘吉のことばは教えてくれている。

 このマンガ「こち亀」の作者は、秋本治(あきもと おさむ)さんである。秋本治さんは、40年間この「こち亀」を描き続け、一度も連載を休んだことがないそうである。
なぜ、長期間にわたり、休まずに描き続けることができたのであろうか。
「情熱大陸」というテレビ番組で、その秘密を本人が語っていたので紹介する。
1.規則正しい生活をする。(明確なスケジュール管理)
2.仕事をするときは集中する。
3.ネタ元は「新聞」(情報をインプットする。)
4.長く続けるには「漫画を描くことが好き」ということにつきる。

 これから長い夏休みに入っていくみんなにとって秋本治さんの姿勢は、とても参考になるのではないかと思う。みんなも秋本さんの姿勢を参考に充実した夏休みにしてほしい。本日配付された保健だより「健やかな泉」に、「夏休みの生活」が掲載されている。とても参考になる内容である。しっかりと読んで、自分の生活に生かしてほしい。
 中中生のみんなが、1学期よりもステップアップして2学期を迎えてくれることを期待している。