中部中日記

3月24日(木) 校長先生からのメッセージ

公開日
2022/03/24
更新日
2022/03/24

校長室

 今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、授業や行事、部活動などの学校生活に制限が多く、思い通りにできなかった一年でした。そのような中でも、なんとか行事等も実施し、こうして修了式を迎えられたのは、みなさんの頑張りもあるし、みなさんを支えてくれた保護者の方々、地域の方々、学校の先生や職員の方たちなどの多くの人たちのバックアップがあってのことですから、支えてくださった全ての方々に感謝の心を忘れないでほしいと思います。
 
 今週22日の火曜日に、卒業生の山下ほたるさんにいくつかデザインしてもらい、中中生のみなさんに投票で選んでもらった「やりきる中中」の看板を、クラブハウスに取り付けてもらいました。この看板を取り付けたのには、「中中生には、自分の目標をしっかりともって、その目標を達成するために自分で決めたことを一つ一つやりきってほしい。」という願いを込めています。
また、「みんなで築こう 誇れる中中」の看板の下に、「ちゅーたん・ぶーたん」の中部中キャラクターを取り付けてもらいました。これは、中中生が中部中で学んだことをもとにして、将来大きく羽ばたいて社会で活躍してほしいという願いを込めています。
これから毎日これらの看板を見て学校生活を送ることになりますので、時々は看板設置の意味を思い出し、自分自身の現状を振り返りながら、これからの中学校生活をがんばっていってほしいと思います。

 ところで、みなさんは「忍たま乱太郎」というアニメを見たことがありますか。 
 卒業式の日に、卒業生に向けて、「忍たま乱太郎」のお話をしました。1・2年生のみなさんにも参考になると思うので、今日はそのお話を少しだけ紹介します。
「忍たま乱太郎」のお話の舞台は戦国時代です。先祖代々忍者の家に生まれた乱太郎は、一流の忍者になってほしいという両親の期待を胸に忍術学園に入学します。
そこで「きり丸」や「しんべヱ」という同級生とともに失敗を繰り返しながらも「明るく、楽しく、愉快に」をモットーに立派な忍者になるために学んでいくというお話です。
テレビがスタートしてから今年で30年目になるそうです。そのオープニングテーマが「勇気100%」という歌です。歌う歌手は何人も変わりましたが、30年間変わらずにオープニングテーマとして引き継がれてきた名曲です。この歌の歌詞は、これから皆さんが難しい時代を生き抜いていくためのヒントになるのではないかと思います。
「勇気100%」の歌詞の一部を紹介します。

 「勇気100%」
がっかりして めそめそして どうしたんだい
太陽みたいに笑う 君はどこだい
やりたいこと やったもんがち 青春なら
つらいときはいつだって そばにいるから
夢はでかくなけりゃ つまらないだろ
胸をたたいて 冒険しよう

そうさ 100%勇気 もう頑張るしかないさ
この世界中の元気 抱きしめながら
そうさ100%勇気 もうやりきるしかないさ
ぼくたちが持てる輝き 永遠に忘れないでね

「勇気」という言葉は、これからみなさんが人生を歩んでいくための大切なキーワードになると思います。これからの人生の中で、難しい局面に直面した時ほど、人は迷いが出て、なかなか一歩が踏み出せないものです。そんな時こそ一歩を踏み出す「勇気」が必要だと思います。まずは、やってみることが大切なのではないでしょうか。どんな苦しい状況であっても、失敗を恐れず、夢に向かって一歩ずつ踏み出す勇気を持つことの大切さをこの歌は教えてくれているように思います。勇気をもって一歩を踏み出せば、必ず道は開けるし、きっとみなさんの夢や目標に近づけるはずだと信じています。

あと2週間もたてば、2年生はいよいよ最終学年の3年生となり、中部中学校の顔となります。1年生は2年生となり、先輩と呼ばれるようになります。今までより責任がグッと大きくなります。4月から心機一転、よいスタートがきれるように今から心の準備をしておいてくださいね。

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