10月31日(日)今日は「ハロウィン」 (校長先生より)
- 公開日
- 2021/10/31
- 更新日
- 2021/10/31
校長室
最近、コンビニやスーパーなどいろいろなところでカボチャや魔女のかざりを見かけますね。これは、今日(10月31日)「ハロウィン」というお祭りがあるからです。
「ハロウィン」という名前はよく聞きますけど、内容がどんなものか知っていますか。
11月1日に「万聖節(ばんせいせつ)」という」キリスト教の大切な記念日があり、ハロウィンは、その前の夜に行われるお祭りだそうです。
このお祭りはもともと、大昔からヨーロッパに住んでいるケルト人たちのお祭りだったそうです。そのケルト人は、今の11月1日を一年の始まりとして、秋の収穫に感謝して新しい年を祝うお祭りをしていました。そして、その前の夜には、生きている人の世界と死んでいる人の世界の境目がなくなり、ご先祖様の霊や悪いお化けなどが地上にやってくると信じられていたそうです。
悪いお化けが家にやってきたら怖いですよね。そこで、お化けの格好をしてお化けに見つからないようにし、火をたいて悪いお化けを追い払うようにしていたそうです。これがキリスト教と結びついて、今のハロウィンになったのだそうです。日本でいうと、大みそかとお盆が一緒になったようなお祭りですね。
アメリカなどでは、子どもから大人まで、たくさんの人が仮装をしてハロウィンを楽しみます。子どもたちは、ハロウィンの夜、お化けや魔女の格好をして「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ。」といって近所の家を回り、お菓子を集めるそうです。ハロウィンではよく、カボチャをくりぬいたお面にろうそくやランプを入れた明かりが飾られます。これは、悪いお化けを追い払い、ご先祖様の霊が家に来る目印になるものだそうです。
近頃は日本でもハロウィンを楽しむようになってきました。100円均一のお店に行くとハロウィングッズがたくさん売られていますね。中中生のみなさんもハロウィンを楽しんでみてください。