9月1日(水)2学期始業式 校長先生のお話
- 公開日
- 2021/09/01
- 更新日
- 2021/09/01
校長室
本日の2学期始業式で校長先生からお話がありました。お話の概要を紹介します。
(校長先生のお話の概要)
長かった夏休みが終わり、今日から2学期が始まる。今日、みんなが大きな事故やけがをすることなく、元気な姿を見せてくれたことを大変うれしく思う。
さて、一学期末から夏休み期間中、みんなが活躍する姿をたくさん見ることができた。
夏の大会の市大会や西尾張大会、県大会、水泳部の新人大会などの頑張り、新チームによる部活動の様子、高校の体験入学・学校見学会、さらには各学年の補充学習などなど、夏休み期間中であっても、今年の猛暑にも負けず、中中生の頑張る姿をいろんな場面で見て、自分自身がたいへん元気をもらった。
みんなは自分自身で気がついていないかもしれないが、夏休み前と夏休み後では、着実に心も体も成長していると感じる。
この夏の生活を通して感じたこと、学んだこと、得られたことを2学期からの学校生活に生かしていってほしい。
さて、8月には昨年から延期になっていた東京オリンピックがあった。みんなもオリンピック選手のがんばりからたくさんの感動をもらったことと思う。
開催については、賛否両論あり、選手は苦しみながら、時には心が折れそうになりながらも、大会本番を迎えたことと思う。
中中生のみんなも、心に残った種目がいくつかあったと思う。一つあげるとすると何の種目であろうか。また、どんな理由でその種目が心に残っているのだろうか。
自分が一つあげるとすれば卓球である。それも、混合ダブルスである。水谷準選手と伊藤美誠選手が、オリンピックでは初めて中国を破り、金メダルを獲得したことが強く心に残っている。中国との決勝戦も、2セットを先取されてからの逆転であったが、注目したいのは準々決勝のドイツ戦である。フルセットの大激戦で、最後のセットは2対9で負けているところからの大逆転であった。
水谷選手が、調子が上がらない伊藤選手に何度もかけていた言葉が「大丈夫だ。まだまだいける。」という励ましの言葉であったそうだ。この言葉によって、伊藤選手はあきらめることなく最後まで頑張れたそうである。卓球の1セットは、11点取ったら勝ちなので、あと2点取られていたら日本は負けていたという状況からの大逆転であった。
本当にあきらめずに、よく逆転できたと思う。2人の信頼関係や絆があってこその勝利だと思う。
中中生のみんなも、東京オリンピックからいろいろなことを学んだと思うが、私も選手たちのがんばりから大きく次の3つのこと学んだ。それを中中生のみんなに紹介したい。
一つ目は、中部中の目標にもなっているように「目標に向け、決めたことをやりきるとの大切さ」
二つ目は、「最後まであきらめないことの大切さ」
三つ目は、「チームやペアの信頼感、団結力の大切さ」である。
ぜひ、この3つのことを2学期からの自分自身の取り組みの参考にしてほしい。
(以上)
このような校長先生からのお話でした。それからさらに次の2点についてもお話がありました。
・自分がされて嫌なことは、人にしないこと。
・新型コロナウイルス感染症に対して、感染対策をこれまで以上にしっかりと行っていくこと。
(以上)
2学期はたくさんの行事があります。行事も授業も前向きにこつこつと取り組み、さらに成長していってくれることを期待しています。