5月6日(木)虹はどうして見えるの?(校長先生より)
- 公開日
- 2021/05/06
- 更新日
- 2021/05/06
校長室
4月30日(金)の部活動の練習中に、小雨がぱらついた場面がありました。そのとき東の上空にしばらく虹が見えたのに気がつきましたか。
雨がやんで日がさしてくると、虹が見えるときがありますよね。虹はどうして見えるのか、中中生のみなさんは知ってますか。
太陽の光はまぶしい白色に見えますが、実はいろいろな光が混ざっています。光は混ぜると白くなります。光は水に当たると曲がるのですが、曲がり方は色によって違います。例えば赤い光はあまり曲がりませんが、むらさきいろの光は大きく曲がります。だから、いろいろな色の光が混じった光が水に当たると、色ごとの光に分けられます。
雨上がりの空には、たくさんの小さな水のつぶが浮かんでいます。この水のつぶに太陽の光が当たり、色ごとに分けられたものが虹なのです。
虹は、水のつぶが当たってはね返った太陽の光なので、太陽の方を探してもみつかりません。虹を見つけたいときは、太陽に背中を向けたほうがよいそうです。
虹の色は、上から順に赤、だいだい、黄、緑、青、あい、むらさきの7色だと言われています。虹が見えたら、どれだけ色が見えるか、数えてみると良いですね。