7月2日(木) 栽培のポイントって何だろう【2年技術】
- 公開日
- 2026/07/02
- 更新日
- 2026/07/02
2年
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2年生の技術の授業のようすです。「栽培の知識を身につけよう」というめあてで学習を進めていました。よい土のつくり方や肥料の三要素などを学んだあと、薬を使わないで害虫を駆除する方法についてビデオを視聴しながら学んでいました。
💡 牛乳スプレーでアブラムシが死ぬ仕組み
牛乳がアブラムシを退治できる理由は、毒性があるからではなく「物理的な窒息」です。
アブラムシは体の側面にある小さな穴(気門)で呼吸をしています。
牛乳を吹きかけると、牛乳に含まれる脂肪分やタンパク質がアブラムシの体を覆います。
牛乳が乾くときに膜を形成し、気門を塞ぐことでアブラムシが窒息死します。
そのため、水で薄める割合は 牛乳:水=1:1 くらい(濃厚な方が効果が出やすい)が目安です。
⚠️ 実はデメリットも…!試すときの重要な注意点
効果はありますが、牛乳を使う場合は以下の点に注意しないと逆効果になってしまいます。
◆完全に乾いたあと、必ず水で洗い流す
牛乳の膜が葉に残ったままだと、植物自体の呼吸や光合成を邪魔してしまいます。また、そのまま放置するとものすごい悪臭がしたり、カビ(すす病など)の原因になったりします。
◆晴れた日の午前中にやる
「乾くときの膜」で窒息させるため、曇りの日や夕方にやると乾きが遅く、効果が出にくくなります。
🌟 【おすすめ】牛乳より手軽で臭わない代替案
「あとで洗い流すのが面倒」「臭いが気になる」という場合は、以下の方法のほうが手軽でおすすめです。
1. 牛乳よりおすすめ:片栗粉(または重曹)スプレー
水100mlに片栗粉を小さじ1/2ほど混ぜて沸騰させ、冷ましたものをスプレーします。仕組みは牛乳と同じ「窒息」ですが、乾いても臭いません(これも後で水で流した方が植物には優しいです)。
2. 一番手軽:粘着テープや水圧
◆葉が傷つかない程度の粘着テープ(マスキングテープなど)でペタペタくっつけて取る。
◆勢いのある水流(ホースの霧モードなど)で吹き飛ばす。アブラムシは一度地面に落ちると、自力で草の上まで戻ってくるのが難しいため、これだけでもかなり減らせます。
もし「すでに大量発生していて追いつかない!」という場合は、食品成分(ヤシ油やデンプン)から作られた、人間やペットに優しい市販のオーガニック殺虫スプレー(「やさお酢」や「粘着くん」など)に頼るのも確実で楽ちんですよ。