1月21日(水) 数学と技術の交差点!「立体を平面で表そう」【1年数学】
- 公開日
- 2026/01/21
- 更新日
- 2026/01/21
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【1年数学】数学と技術の交差点!「立体を平面で表そう」
1年生の数学では、今「立体の見方」について学習しています。その中でも、多くの生徒が「なるほど!」と声を上げるのが、立体を真上や真前から見た図で表す投影図(とうえいず)の学習です。
1. 3Dを2Dで表現する「投影図」とは?
私たちは普段、3D(立体)の世界に住んでいますが、ノートや設計図は2D(平面)です。立体の形を正確に伝えるために、数学では以下の2つの図を組み合わせます。
立面図(りつめんず)➡ 立体を正面から見た図
平面図(へいめんず)➡ 立体を真上から見た図
一見、ただの四角や三角に見える図面も、この2つを組み合わせることで、「これは円柱だ」「これは四角錐だ」と、頭の中で立体を復元することができるようになります。
2. 技術科の「製図」へとつながる学び
実はこの学習、技術科の「材料と加工」の授業で学ぶ「製図」の基礎そのものです。
技術の授業で本棚や小物入れを作る際、いきなり木材を切ることはしません。まず「構想図」を描き、それを正確な寸法に落とし込んだ「製作図」を作成します。
数学では、 図形の性質や、空間をどう捉えるかという「考え方」を学ぶ。
技術では、 その考え方を使い、実際に他人に伝わる「ルール(日本産業規格:JIS)」に従って図面を描く。
数学で学ぶ「投影図」は、技術の世界では「第三角法」という書き方の基本になります。数学の力が、そのまま「モノを設計する力」に直結しているのです。
3. 「論理」と「実践」を繋ぐ
授業では、複雑な立体の投影図を見て「どんな形かな?」とパズルを解くように考える場面があります。この「見えない部分を推測する力」や「情報を整理する力」は、将来どんな仕事に就いても役立つ論理的思考力を養います。
教科書の中だけの数学ではなく、実際のモノづくりやデザインの現場で使われている技術。 生徒たちには、数学と技術のつながりを感じながら、多角的な視点で物事を見る楽しさを知ってほしいと願って先生たちは授業を進めています。