中部中日記

10月27日(月) 空気中の水蒸気【2年理科】

公開日
2025/10/27
更新日
2025/10/27

2年

2年生の理科の授業のようすです。「空気中の水蒸気が結露する温度を調べよう」というめあてで学習を進めていました。空気中の水蒸気が冷やされて水滴(結露)になり始める温度のことを露点(ろてん)といいます。露点とは、「その空気中に含まれている水蒸気が、飽和(ほうわ)して水滴になり始める温度」のことです。


空気中に含むことができる水蒸気の量(飽和水蒸気量)は、温度が高いほど多くなります。ある温度の空気には、含まれている水蒸気の量(水蒸気量)が決まっています。この空気を冷やしていくと、温度が下がるにつれて、空気の飽和水蒸気量も少なくなっていきます。そして、空気の温度が、元々含まれていた水蒸気量と同じ飽和水蒸気量になるまで下がったとき、その瞬間の温度が露点です。露点に達すると、湿度は100%になり、それ以上冷やすと水蒸気が含みきれなくなり、水滴(結露)として現れ始めます。