中部中日記

9月12日(金) 自分に合っているものは?【1年家庭科】

公開日
2025/09/12
更新日
2025/09/12

1年

1年生の家庭科の授業のようすです。「食品表示を読み取って、自分に合った加工食品を選べるようになろう」というめあてで学習を進めていました。今後の生活にどう生かすか、ワークシートに考えをまとめることができましたね。


◆家庭科で食品表示を読み取り、自分に合った加工食品を選ぶポイントは、「原材料名」と「栄養成分表示」に注目することです。原材料名から中身を知ることができます。 原材料は、その食品に使われている重量の多い順に書かれています。もし、甘いものが苦手なのに原材料名の最初に「砂糖」と書かれていれば、砂糖が一番多く含まれているということです。アレルギーのある人は、必ず原材料名を確認しましょう。特定の原材料(卵、乳、小麦など)が入っていないかチェックすることで、安全に食べられます。「添加物」として別の欄に記載されている場合や、原材料名に続けて書かれている場合があります。添加物が気になる場合は、種類が少ないものを選ぶのも一つの方法です。


◆栄養成分表示から健康を考えることも大切です。100gあたり、または1食分あたりのエネルギー量を確認します。食べ過ぎると、カロリーオーバーになってしまうので注意が必要です。たんぱく質、脂質、炭水化物:これらは体を作る三大栄養素です。どの栄養素がどのくらい含まれているか確認し、自分の食事全体でバランスがとれるように選びましょう。食塩相当量とは、塩分の量を表しています。加工食品は塩分が多い傾向にあるため、とりすぎに注意しましょう。ラーメンのスープや汁物などは、塩分が多めなので、全て飲み干さないなどの工夫も大切です。


◆その他のチェックポイントとして、賞味期限と消費期限が挙げられます。賞味期限は、 おいしく食べられる期間。期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。消費期限は、 安全に食べられる期間。期限を過ぎたら食べないようにしましょう。保存方法も大切です。 表示されている方法(例:直射日光を避け、冷暗所で保存)で保管しないと、期限内でも傷んでしまうことがあります。食品表示を賢く読み取れば、自分の体や目的に合った食品を選ぶことができます。買い物の際には、これらのポイントを意識してみましょう。