7月10日(月)自分の花「枝垂れ槐」(朝礼より)
- 公開日
- 2022/07/11
- 更新日
- 2022/07/11
校長室より
「枝垂れ槐」 何と読むかわかりますか?
「枝が垂れる」 槐(木に鬼と書いて)エンジュ。「しだれえんじゅ」と読みます。
この木は大変珍しい木で、今年の2月に「北部中のシンボルツリー」として「WE LOVE 北中」の看板の前に植えた木です。植えた当時は枝だけで、「竜の爪」という別名をもつ威厳ある樹の形でしたが、今は緑一杯で豊かさを感じさせる樹木です。
仏教と共に中国から伝わったといわれ、「幸福」をもたらす木として愛されてきました。
今、枝垂れ槐は黄色の花をたくさん咲かせています。
この寒く辛い季節を乗り越えて夏に花を咲かせる枝垂れ槐は、いい時もそうでない時も様々なことを乗り越えて来た部活動に通じるものがあります。3年生の皆さん、部活動を通して自分が得たものは何ですか。その何かは、きっとこれからの自分を支えてくれる何かになると思います。
部活動で得たものは自分の花であり、花は散りますが、花は実となり、種となり、これからの自分の人生で次の新たな花を咲かせていきます。
その意味を考えながら、この暑い過酷な季節にも花を咲かせる枝垂れ槐を観てほしいと思います。