新しい教科書は、少しずつ読み進められているでしょうか。今日は、国語の「読む」ことを中心とした最初の単元「なまえつけてよ」から出題します。
1)この物語は、時間の経過(けいか)に合わせて、大きく5つの場面に分けられます。
1場面は18ページの1行目から始まりますが、2・3・4・5場面は、それぞれ何ページの何行目からはじまるでしょうか。
※ヒント※ 4・5場面は、全体の中の「三日目」です。
2)この物語には、みなさんと同じ年ごろの子どもたちが出てきます。題名にもなっている「なまえつけてよ」という言葉は、だれが、だれに伝えたのでしょうか。
本文をじっくりと読んで、答えを出してから、下の正解を見てみてくださいね。
1)2場面は、22ページの1行目(はじめの行)から、
3場面は、23ページの13行目(最後から2行目)から。
4場面は、26ページの6行目から。
5場面は、27ページの1行目から。
1場面は、春花が子馬と出会い、物語に勇太と陸の兄弟がかかわりはじめる。
2場面は、1場面と同日ですが、時間と場面が切り替わります。勇太や陸と別れ、子馬の名前を考える春花。
3場面は、1・2場面の次の日。物語の二日目にあたる日です。
4・5場面は、物語の三日目。短い部分ですが、春花と勇太のかかわり方が、それまでと比べて変化する重要なところです。
2)勇太 が 春花 に文字で伝えた言葉(26ページの11行目)ですね。
この言葉によく似た「名前、つけてよ。」という言葉(19ページの4行目)だと、
牧場のおばさん が 春花 に伝えた言葉ですが、ここではちがいます。
物語を読むときに、登場人物の心情や人間関係を理解することは、自分自身のものの見方や考え方を広げることにもつながります。「自分と似ている人物が出てくる本」や「自分とはことなる立場の人物が出てくる本」など、本を選ぶときの手がかりにするのもよいと思います。