3/18 6年生修了式~感謝~
- 公開日
- 2025/03/18
- 更新日
- 2025/03/18
校長より
昨日までの雨も上がり、好天の中、明日の卒業式を前に6年生が一足先に修了式を行いました。式中、次のような話をしました。
みなさん、いよいよ末広小学校での6年間の学びを終えることになりますね、大変お疲れさまでした。明日の卒業式は、末広小学校を巣立ち、新しい一歩を踏み出す大切な日です。明日は明日で皆さんにお祝いの言葉を述べたいと思いますが、その前に今日は、「感謝の気持ち」についてお話をしたいと思います。
さて、みなさんは日米の野球界で活躍したイチロー選手を知っていますか。そのイチローさんが、今年の1月日米で野球殿堂入りを果たしたとき、こんな言葉を残しました。
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道」
みなさんは、小学校での毎日の勉強や運動、友達との関わりの中で、一つひとつ小さな努力を重ねてきました。その積み重ねが、今日の自分を作っています。そして、この先の人生でも、目標に向かって努力し続けることが大切です。しかし、忘れてはいけないことがあります。それは 「感謝の気持ち」 です。イチローさんが「小さなことを積み重ねること」ができたのも、これまで野球を続けてこれたのも、支えてくれたたくさんの方々あってこそとおっしゃっています。
みなさんの今日までの成長を支えてくれたのは、先生、友達、家族、地域の方々など、たくさんの人たちです。朝早く起きてお弁当を作ってくれたり、勉強を見てくれたり、つらいときに励ましてくれたり——みなさんが努力できるのは、周りの人たちの支えがあったからこそです。
中学生になると、新しい環境での生活が始まり、忙しくなるかもしれません。でも、どんなときも「ありがとう」と感謝を伝えることを忘れないでください。その気持ちは、みなさん自身を成長させ、周りの人とのつながりをより強くしてくれます。
これから先、楽しいこともあれば、壁にぶつかることもあるでしょう。でも、感謝の気持ちを忘れずにいれば、素晴らしい出会いが待っています。そして、仲間と共に素晴らしい体験がみなさんを成長させてくれることでしょう。
みなさんのこれからの人生が、希望に満ちたものになることを願っています。