学校日記

2学期終業式(12月22日)

公開日
2014/12/23
更新日
2014/12/24

校長室

  • 1947658.jpg

https://ichinomiya.schoolweb.ne.jp/2310155/blog_img/76168114?tm=20250206144114

 先生は、この2学期みなさんから多くの感動をもらいました。運動会、学習発表会、持久走大会などそれぞれが目標を持って臨み、やりとげましたね。勉強でも定着タイムに行われた検定でほとんどの人が合格しました。生活面では、萩原小の自慢であるあいさつをさらにすばらしいものにしてくれました。いつでもどこでもいいあいさつができる人が増えてきました。また、落ち着いて生活できる人も増えてきました。廊下を走る人がだんだん少なくなってきたと思います。さて、明日からみんなが楽しみにしていた冬休みに入ります。この冬休みは、ぜひ、2学期を振り返って3学期の目標を考える機会にしてください。5,6年生の人たちは、そろそろ将来の夢や希望を考え始めてもいいと思います。
 先生は、先日テレビのNHK「プロフェッショナル」という番組をみました。いろいろな分野でプロとして活躍する人を取り上げる番組ですが、その時は狂言師の野村萬斎さんを紹介していました。萬斎さんのお父さんも狂言師で現在83歳、人間国宝にもなられました。萬斎さんの家は、代々、狂言師になっていく家系です。萬斎さんは、小さいころから父に鍛えられ、しごかれ、時には、「つらい。やめたい」と思ったことも何度もあったそうです。「ぼくの希望に関係なく道が決まっている」ということをよく考えたそうです。スポーツなどでは、勝ち負けがあり、比較的目標もはっきりしますね。でも、狂言の世界では、勝ち負けは、お客さんや師匠が決めるものでなかなかはっきりとした目標を持ちにくかったんですね。でも、萬斎さんは、つらい稽古の毎日の中にも「ここの動きはこうしよう」「次の公演では、ここをがんばろう」などの目標を自分でたてて、成長し、狂言師としての技を極めていってます。
 みなさんも好きなことについて目標を立てることは、簡単です。でも、毎日取り組んでいるようなことや自分が苦手としていることについて目標を立てることも大事なことです。自分をよく見つめ直して、どんなことを目標にするのか考えて実行していってください。では、大きな事件や事故に合わずに健康に気をつけ楽しい冬休みを送ってください。そして、次回は、1月7日の3学期の始業式にみんな元気に登校してください。