6月6日(金)「学校保健委員会」設置・開催の意義について
- 公開日
- 2025/06/06
- 更新日
- 2025/06/06
校長室より
昨日(6月5日)、第1回学校保健委員会を実施しました。学校保健委員会の開催については、法的な根拠にもとづいて行われます。平成20年1月の文科省の中央教育審議会答申「子どもの心身の健康を守り、安全・安心を確保するために学校全体としての取組を進めるための方策について」 の中で、「学校、家庭、地域社会の連携の推進」の一つとして次のように定められています。
『学校保健委員会は、学校における健康に関する課題を研究協議し、健康づくりを推進するための組織である。学校保健委員会は、校長、養護教諭・栄養教諭・学校栄養職員などの教職員、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、保護者代表、児童生徒、地域の保健関係機関の代表などを主な委員とし、保健主事が中心となって、運営することとされている』
今回は、学校において、児童の健康についてどのような目的で各種検診が行われているかや、児童が所属する保健委員会ではどのような活動をしているかを、参加者に向けて説明をしました。その後、「子どもの心身の健康を守り、安心・安全を確保する」ための取組として、AED操作や心肺蘇生法についての救命救急法について、浅井・西成消防出張所の方々を講師に招き、、保護者の方や地域の方にも参加していただき研修を行いました。このほかにも、新1年生が入学前に実施する就学時検診では、学校歯科医の方に「歯の健康」についての講演をしていただくなど、学校と保護者、地域、医療機関などと連携して諸活動を行っています。