学校日記

5月28日(水)「環境が人を育てる」

公開日
2025/05/28
更新日
2025/05/28

校長室より

学校では、子供たちが学校生活を安心・安全に送るために、教員はもちろん様々な立場の方が勤めています。教員も、ただ授業をするだけでなく学校運営のために多くの業務を兼務しています。特に、職員の数が少ない本校のような小規模の学校では、一人当たりの校務分掌も多めとなります。そのような中・・・・・

学校には、門の近くや校舎の外にある花壇や鉢・プランターに花が植えられています。初夏を迎えるころとなり、きれいな花を咲かせています。これからますます多くの花や大きな葉をつけていくことでしょう。これらの花は、先日、役所から配布される花苗を、大野極楽寺公園まで行って受け取ってきたものです。校務主任や用務員の方が忙しい時間の合間を縫って、鉢や肥料の準備をして植えてくれました。真摯に、そして気持よく進めてもらいました。さて、保護者の皆さんは、きれいな花が飾られている学校と何もない学校、どちらが良いと思いますか? 決して、当たり前に植えられ、当たり前に咲いているわけではありません。植物の美しさが子供たちの心に与える影響を考えると、こうした環境を整えてくれる職員の働きに校長として「感謝」の気持ちしかありません。今年は鉢やプランターだけでなく、校舎の裏側にある保育園寄りのフェンスに沿って、キキョウを植えてもらいました。今、きれいな紫色の花を咲かせています。キキョウは宿根草ですので、うまく根付けば、毎年同じ時期に花を咲かせてくれます。来校された際には、お子さんの様子とともに学校の環境にも目を向けていただければ幸いです。

花だけに限ったことではありません。6月中旬より予定をしている水泳の授業。今年は、市による業者手配の関係で、本校はプール開きより1か月以上早い5月上旬にプール清掃が行われました。毎年のことですが、実はこのプール清掃のあとにとても大変な作業を職員で行っています。「きれいな水」「きれいな環境」で授業を実施するために、多くの時間と手間をかけて体育主任を中心に職員が維持管理をします。赤見小応援団・委員会児童による掃除も終わったきれいなプールを見て、きれいな環境で水泳授業を受ける子供たちの姿を想像しながら、「環境が人を育てる」ことの大切さを感じる毎日です。