学校日記

卒業式の練習(証書の受け渡し)での校長先生のお話 3/9

公開日
2022/03/09
更新日
2022/03/09

校長室

卒業式と言うのは、「儀式的行事」です。ほかには体育的行事(運動会)、宿泊的行事(修学旅行・野外教育活動)などがありますが、儀式ですから折り目正しく行います。また、次の生活(中学校)を意欲的に始められるように、と言う意味もあります。ですから、指先までそろえたり姿勢をよくしたり、そういったことまで意識するのです。

さて、卒業証書は私が卒業生一人一人に渡し、みなさんは受け取ります。私は、今、西成東小にいらっしゃらない先生の分もあわせてみなさんに渡そうと考えています。
昨年度までの前の校長先生は5年間、みなさんのことをみてきました。きっと、みなさんへの強い思いがおありで、前の校長先生にも祝ってほしかったという卒業生もたくさんいることでしょう。また、みなさんが昨年度までに担任してもらった先生方は、すでに他の学校へ変わられたり今は休まれたり、もう西成東小にはいらっしゃらない方も多く、当日祝ってもらうことはできません。
みなさんのおうちの方も、今回はコロナ禍であるために「1家族2名まで」ですので、本当なら卒業式に参列して祝いたかったけど行けない、という方もいらっしゃるでしょう。

みなさんは卒業証書をもらう前に、私の方をみて返事をします。それは、私だけではなく6年の間にお世話になって卒業式には参列できないさまざまな方にむけて、「はい」という短い言葉に感謝の気持ちを込めて返事をしてほしいと思います。