1月23日 あなたならどうする?
- 公開日
- 2022/01/23
- 更新日
- 2022/01/23
奥小日記
5年生の授業です。
暴走する電車の先には、5人の人がいる。
このままいくと5人が電車にひかれて亡くなる。
あなたの目の前にある手動の分岐器を操作すれば、進路を変えることができる。
しかし、進路を変えると、その先に1人の人がいる。
そちらに進むと1人が亡くなる。
さて、あなたならどうする?
子どもたちは考え込んでしまいました。
『僕は、分岐器を操作して進路を変える。
5人の犠牲よりは、1人の犠牲の方が被害が小さいから』
『僕はそうは思わない。
1人だろうと5人だろうと、亡くなってしまうのだから、あきらめるしかない。
運命に任せる。僕は操作しない』
『私は、その場にいられない。
怖くて逃げてしまうと思う』
『僕は、・・僕自身ではできないかもしれないけれど・・・できないけれど・・
自分の体で電車を止めて、6人の命が助かるようにしたい』
「これからはAIが判断して自動車や電車を走行させる時代になります。
AIに様々な場面を想定してプログラムするのは、人間です。
今後も人間は、難しい判断をしていかなくてはならないのです」
と先生。
とても難しい問題でしたが、子どもたちは一生懸命考えていました。