5月19日 6年 心に余白を
- 公開日
- 2020/05/19
- 更新日
- 2020/05/19
6年生
心に余白を。
5月12日に冨永先生が書いた記事を見たか。
「空を見上げて」
何気ない生活の中で、
きれいなものをきれいだと思える心をもっていたいと思う。
そういえば、先週かな。
用事があって、まさやんと会って話をしてたんだ。
自転車冒険家の西川昌徳さんね。
彼は、"心に余白をつくる"ことを大切にする考えをもっていて、
それが僕の生き方にぴたっとはまり込むんだ。
ここからは僕の見解で、
もちろん、全力で物事に取り組むことは大切なんだけど、
心のどこかに余白をもっておくと。
そうすることで、自分になかった世界観を入れ込められる状態になる。
流れる時間がゆっくりとなり、新しいものの見方が常に自分の心の中に
入り込んできて、それだけで人としての幅が広がっていく。
人はみんなそれぞれの感性をもっていて、それを刺激されながら
心を豊かにしていく。
心に余白があると、その部分に、ちゃんと刺激されていく。
大人になっていくとさ、あれこれと考えることが増えてきて、
もてるはずの心の余白を別のことに使ってしまって、
刺激に気づかなくなっていくんだ。
だから例えば、冨永先生が、ふと空を見上げて、
それをきれいだと思った瞬間をあれだけ大切にできるのは、
僕にとってすごくうらやましかった。
写真は、去年の12月。
掃除の時間に、大きな虹がかかった。
みんな、ほうきやぞうきんを手放して、
「きれい」だと言って、窓の外を観たな。
本当は掃除をしなければいけない時間ではあるんだけど、
僕個人でいうと、あの時間は好きだな。
掃除そっちのけで、目を輝かせた君たちの姿は、
なんかうらやましかった。
そんな感覚を大切にするといいよ。
そうそう。
渡り廊下からみえる、伊吹山もおすすめだぞ。
季節や陽の傾きで、見え方がまるで違う。毎日生きているようだ。
言ってること、理解できたか?
はい、それでは、今日も「勉強も」頑張ってください。