学校日記

1月25日 なるほど!—メディア講座−

公開日
2020/01/25
更新日
2020/01/25

人権教育

5,6年生と保護者の方対象のメディア講座を開催しました。
青少年メディア研究協会の下田太一先生を講師にお迎えしました。

「あなたのお母さんは、『今から歌舞伎町に行ってきます』と言ったら、『行ってらっしゃい』と送り出してくれますか?
ネットの向こうは、そういう場所かもしれません」

「中学生だと書いている3人の中で、1人だけ大人がいます。
 さて、どれでしょう。分かりますか?」

「包丁や自転車は、使い慣れるとまちがいが減ります。
でも、スマホは使い慣れるとまちがいに慣れます。
そこが怖いところです。」

「便利なもの(スマホ)を使っていると、当たり前にできていたことが、できなくなってしまうところに怖さがあります。」

「スマホが悪いのではありません。
考えて使うことが大事なんですね。」

時々「なるほどな・…」というつぶやきが、子どもたちの中から聞こえました。
大変勉強になったようです。


子どもたちへの指導の後、保護者向けに10分ほど話がありました。
目の前の人とコミュニケーションが取れなくて、スマホに逃げる状況が見られるようになっています。
また、スマホに頼るために、人とのコミュニケーションが取れなくなっている状況もあります。
「何のために使うのか、その根本が問われています」
一つ一つの言葉が、胸に沁みました。

お子さんが資料を持ち帰っています。
ご覧いただき、ぜひ話題にしてください。