4月23日 絵が好きな子を育てる
- 公開日
- 2012/04/23
- 更新日
- 2012/04/23
校長室便り
写生大会のシーズンになると、子どもたちは絵を描くことに一生懸命です。
でも、多くの子が自信がない態度で、描いては消し、描いては消しを繰り返しながら書いています。美術教育にたずさわる人間として、どうにかして絵が好きな子、ものを作る事が好きな子を育てたいと思っていますが、なかなか思うようにはいきません。
世の中のいろいろな事が「簡単に」「短い時間で」行えるようになってきているので、じっくり時間をかけて絵を描いたりすることは、敬遠されがちです。
この絵本「てん」ピーター・レイノルズ 谷川俊太郎訳を読むと、子どもたちの絵を描こうとする気持ちを育てるのは、大人だという事に気付かされます。
校長室にありますから、興味がある方はお寄りください。