学校日記

3月9日(水)歌

公開日
2011/03/09
更新日
2011/03/09

校長室便り

私たちの身の回りにはいろいろな音楽があふれています。ラジオでもテレビでも新しい音楽が流れ、歌が好きな人は、カラオケで歌を歌うことも、普通のことになっています。
以前、国際交流でいろいろな国の人と一緒にパーティをしたことがあります。その中でそれぞれの国の歌や踊りを披露してもらい、大いに盛り上がったところで外国の人から「では、日本の歌や踊りを教えてください。」と言われました。
日本人は20人ぐらいいたのですが、はたと困ってしまいました。それぞれ歌える歌はあるのですが、みんなで歌う歌がないのです。曲は知っているけれど歌詞がわからないものばかりです。踊りも同じです。盆踊りの炭坑節ぐらいしかありませんでした。
国際理解教育というと海外の言葉、歌や踊りを教えてもらうことのように思いますが、本当は、日本の文化を確かめる時間だと思います。
6年生の音楽の教科書にある「ふるさと」は、これから日本を出て海外で仕事をするかもしれない子どもたちにぜひとも覚えておいて欲しい日本の歌だと思います。