3月4日(月) 表彰伝達(1年 読書感想文紹介)
- 公開日
- 2024/03/04
- 更新日
- 2024/03/04
1年
本校の1年生の児童が読書感想文愛知県コンクールで優良賞に選出された時の作品を紹介します。
題:『ぼくがねずみになる』
「けんかのたね」ってなんだろう。ぼくはアサガオのたねやスイカのたねはしっているけど、「けんかのたね」はみたこともないし、まいたこともないなあ。でも、けんかならいっぱいしたことがあるよ。
ぼくは、おねえちゃんとまいにちいっぱいけんかをする。おねえちゃんがよんでいたほんをぼくがかしてといってけんかになったり、やりたくないおてつだいを、どっちがやるかでもめたり。ぼくがないたりおこったりするから、だいたいはおねえちゃんがゆずってくれる。おねえちゃんがあやまってくれることはあるけど、ぼくがあやまったことはほとんどない。おねえちゃんはこのとき、どんなきもちなのかな。
このおはなしにでてくるねずみは、なにもわるいことをしていないのに、ぜんぶじぶんのせいだといってあやまる。けんかをしているみんながわるいのに、どうしてねずみのせいにされて、ねずみがあやまらなくちゃいけないんだろうって、ぼくはふしぎにおもった。ねずみがかわいそうだ。
でも、もしかしたら、ぼくのおねえちゃんも、ねずみといっしょなのかもしれないとおもった。ほんとうはあやまりたくないのに、ぼくがあやまらないから、けんかをおわらせるために、がまんしてあやまってくれているのかな。ぼくは、じぶんはわるくないって、いつもおねえちゃんのせいにしてばかりなのに。
ぼくは「けんかのたね」をまいたことがないとおもっていたけれど、このほんをよんで、いままでたくさん「けんかのたね」をまいてきたことにきづいた。そして、いつもおねえちゃんが、たねがおおきくそだたないようにしてくれていたんだ。これからも、ぼくは、「けんかのたね」をたくさんまいちゃうかもしれない。でも、こんどはぼくが、ねずみになるばんだ。ひとのせいにしないで、じぶんからあやまることができたら、きっとおねえちゃんはびっくりするだろうな。