学校日記

人権週間講話「ともだち」

公開日
2020/11/30
更新日
2021/02/18

人権・いじめ対策

 12月4日から10日までを人権週間と言います。そして、その最後の日の10日は「世界人権デー」とされています。
 全国の学校では、毎年、12月のはじめのこの時期に、人権について詳しく勉強しています。どんな勉強をするかというと「自分自身を大切にすること」、そして「相手の気持ちを考え、思いやりの気持ちをもって生活することの大切さ」について、みんなで確かめあう勉強をします。
 今日は、みんなの身近にいる「ともだち」について考えてほしいと思います。「ともだち」という絵本の紹介します。

〜「ともだちって そばにいないときも いまどうしてるかなって おもいだすひと」
「ひとりではできないことも ともだちとちからをあわせればできる」
「なかなおりするには けんかをするのとおなじくらいのゆうきがいる だけどわるかったとおもったら ごめんねとあやまろう」
「すきなものがちがっても ともだちはともだち」〜

 どうですか、皆さんの中にも「ある、ある」と感じた人もいるでしょう。あらためて、友達っていいなと思ったと思います。いい友達がいっぱいほしいですね。それとともに、自分も相手にとっていい友達でありたいですね。おたがいに、いい友達になりたいですね。
 でも、こんなことはありませんか。友達の言うことは何でも聞いてしまう。よくないことを誘われても、断ることができない。よくないことを一緒にしていませんか。よくないことをしている友達に注意できますか。何でも友達に合わせることはほんとうの友達かな?
 また、こんなことをしている人、されている人はいませんか。「からかい、いやがらせ」、「悪口、陰口」、「無視、仲間外し」、「おどされる、暴力をふるう」、「物を隠される、とられる」、「落書きをされる」、「無理矢理させられる、命令される」、「わざとぶつかる」、こんなことをされたら悲しいですよね。本当の友達がほしいなら、そして本当の友達になりたいなら、自分ではしない、人にもさせない、見たら注意する、という強い気持ちをもってください。
 終わりに、困っていることや心配なことは、担任、まわりの先生に相談してください。大和東小学校の先生たちは心の相談窓口です。みんなの力で、いじめのない、仲の良い大和東小学校にしていきましょう。