11月26日(月)「うさぎとかめ」の話
- 公開日
- 2018/11/26
- 更新日
- 2018/11/26
校長室便り
今日の朝礼では、人権週間にちなんだ話をしました。
12月4日から10日までの1週間は、「人権週間」と言って、人権について考える期間になっています。そして、12月10日は「世界人権デー」です。
「人権」とは、人のもっている権利のことを言います。人は、生まれながらにだれもが自由で平等です。分かりやすく言うと「世界中の一人一人、すべての人が大切ですよ。だから人を差別してはいけませんよ。思いやりの心をもちましょう」ということです。
今日は、皆さんにある物語を読んでもらいます。話を聞きながら、人権について考えてみてください。
<「うさぎとかめ」の概要>
この「うさぎとかめ」の話は、イソップ物語とは違います。うさぎは、途中で休むことなく全力で走り、かめよりずいぶん早くゴールします。一方のかめは、お地蔵さんなど周りにあるものを注意深く見ながらゆっくり進み、ゴールします。ゴールしたあと二人は、かめ:「うさぎさんは足が速いね」、うさぎ:「かめさんは周りのものをよく見ているね」とそれぞれの個性を認め合います。
私たちには、それぞれ得意なことと苦手なことがあります。話の中では、うさぎは、走るのは速いけれど、その分道の途中にある建物や景色に気づくことは苦手でした。一方、かめは、足が遅く走るのは苦手だけれど、その分周りにあるものをじっくりみることができました。
これを「個性」とも言います。ですから、このうさぎとかめのように、私たちもお互いを認め合い、仲良く生活していきましょう。