5月30日(月)陸上選手権大会の表彰
- 公開日
- 2016/05/30
- 更新日
- 2016/05/30
校長室便り
5月28日(土)に陸上選手権大会が開かれました。子どもたちは大いに健闘し、男子は、走り高跳びで2位に、ソフトボール投げで4位に、100m走で4位にそれぞれ入賞し、総合でも3位になりました。また、女子も走り高跳びで4位に入賞しました。さらに、惜しくも入賞しなかった児童も皆よくがんばり、大会で自己ベストを更新した子も多くいました。
今日の朝礼では、3位までに入賞した人を表彰するとともに、練習に参加した児童を全校の拍手でたたえました。その後、全校児童に次のような話をしました。
<概 要>
こうした大会で力を発揮するためは、次の三つのことが特に大切です。
一つ目は、一生懸命練習することです。
なんと言ってもこれが最も大切です。練習しないと良い結果は得られません。このことは、勉強や習い事など運動以外のあらゆることにも言えます。
二つ目は、応援です。
仲間から「がんばれ。」と応援を受けると、それに後押しされ、いつもより速く走れたり、高く跳べたりします。応援の声には、そんな不思議な力があります。陸上大会でも皆しっかり応援しました。
三つ目は、「自分は学校の代表なのだ」という自覚です。
この気持ちを持つと、それが励みになり、力が発揮できます。今年はオリンピックが開かれる年です。開会を目前にし、いろいろな競技・種目で出場する選手や国が決められています。その際、よく「日本代表」とか「日の丸を背負う」とか言われますが、「学校代表」も規模は違いますが、考え方は全く同じです。
特に高学年の皆さんは、これから水泳大会や合唱祭、ミニバスケットボール、サッカー選手権大会と様々な大会に参加します。その練習も間もなく始まります。ぜひ「自分は学校の代表だ。」という思いを強く持ち、練習に励んでください。繰り返しますが、何事もこつこつと練習しないとよい成果は出ません。また、お互いに「がんばれ。」と声をかけ合うのは、試合の時だけでなく、普段の練習でも大切です。苦しい時にお互いに声が掛け合える。そんなチームをめざしてください。
「校長室から」用に、陸上競技の本質や魅力を巧みに言い表した伊東浩司氏の言葉を紹介します。
『陸上競技は、人との闘いよりも、時計との闘いと捉えることが面白いと思うんです。そう考えていくと、人間の優劣は他者との比較で決めるものではなく、自分自身の中で決定されるものであるべきだと思うんです。』
※伊東浩司氏:現在100mの日本記録(10秒00)保持者