学校日記

9月2日(月)みんな元気に始業式!

公開日
2013/09/02
更新日
2013/09/03

校長室

 2学期の始業式に、児童の皆さんにお話をしたことを載せます。
 今朝、雨の中でしたが、三ツ井の信号で交通指導をしていると、皆さんは笑顔であいさつができ、元気な姿で登校し、無事に始業式が迎えられました。きっと、すばらしい夏休みを過ごすことができたことでしょう。2学期も1学期と同じように、気持ちを新たに、目標を持ってスタートしてほしいと思います。そして、心がけてほしいのは、笑顔で元気よく心をこめて活動することや、命を大切にし、人に優しく、いじめは絶対にしないことも心に、転入生の新しいお友達5名を含め、みんなで仲よく生活してほしいと思います。
 中でも、一番心がけてほしいのは、「命を大切にする」ことです。自分の命も、他の人の命も・・・。「死ね」「うざい」「きもい」など絶対相手に対して言ってはいけない言葉です。その言葉が、どれだけの人の心を傷つけるか。いじめは絶対いけません。周りの人を大切にしてください。困っている子を見かけたら、声をかけてあげてください。そんな優しい心を持ってほしいと思います。
 さて、先生は、夏休みに「愛は地球を救う」24時間テレビを見ました。すべてを見たわけではありませんが、その中で、命の大切さを痛感しました。血液のがんと闘っている子、難病と闘っている子、しかし、どの子も一生懸命生きようと、頑張っていました。また、大きな試練を背負い、ハンディを持ちながらも、笑顔で元気に生活をしている方を見て、感動しました。きっと、その途中では、多くの苦労があったことでしょう。そうした苦難を乗り越えたからこそ、今があると思いました。
 中でも、幼い時から、片足で生活をして、学校生活では、みんなと同じように勉強や運動をしている女の子がいました。その子は、屋久島の縄文杉を見るために、昨年度も挑戦しましたが、雨のため途中で断念し、今年再挑戦をし、険しい山道でしたが、弱音を吐かず、一生懸命歩き、念願がかないました。その子は、幼い頃から母親に、「最初から諦めてはいけない。やってみて、やれなければ、やれる方法を考えなさい。」と言われてきました。とても厳しい言葉ですが、将来一人で生きていくためには、大切なことです。周りの人は、支えてくれると思いますが、いつまでも甘えていてはいけないのです。自分でできることはやれるように、おかあさんはしつけたと思います。
 私たちは、日ごろ当たり前のように、何不自由なく生活をしていますが、これを当たり前と考えるのではなく、健康であることに感謝をして、生活していかなければいけないと思います。また、何事にもすぐ諦めるのでなく、まずやってみることが大切です。
 2学期は、勉強・運動に落ち着いて、一生懸命取り組んでください。そして、自信がなくても、始めから諦めるのでなく、まず、やってみてください。できなければ、方法を考えましょう。面倒なことを地道に続けることで、自分の力になります。自分を信じ、ぜひ実行しましょう。皆さんの成長を楽しみにしています。
 以上、児童の皆さんは、最後まで真剣に話を聞くことができました。2学期も笑顔で元気に心をこめて活動してほしいと思います。頑張れ!丹陽小の子どもたち。

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