学校日記

7月23日(火)終業式の子どもたちへの話

公開日
2013/07/24
更新日
2013/07/24

校長室

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 遅れましたが、7月19日(金)の終業式に子どもたちに話をした文章を載せます。
 4月の始業式に皆さんに、心がけてほしいことを、2つ話をしました。
 一つは、何事にも「心をこめて」ということです。「心をこめてあいさつをする」「心をこめて勉強する」「心をこめて掃除をする」そうしたことができましたか。
 二つ目は、「人に優しく、いじめは絶対にしない」ということです。皆さんの周りには、友達や先生、その他いろいろな人がいます。その人たちと仲良くできましたか。困っている子を見かけたら、声をかけてあげることができましたか。
 ペア遠足で上の学年の子が下の学年の子を優しく面倒みていた姿が、今でも頭の中に残っています。そんな心の優しい面を見ることができました。
 運動会では、皆さんの笑顔・元気・心のこもった演技をたくさん見ることができました。感動しました。そんなすばらしい1学期でした。
 そして、普段の生活において、皆さんの中には、先生や保護者の方、地域の人に笑顔であいさつをしたり、一生懸命掃除をしたり、真剣に授業に取り組んでいる人がたくさんいました。その姿はとても美しく感じました。形だけでなく、心をこめることで必ず相手に伝わり、自分も成長します。ぜひ、今後も続けてほしいと思います。
 また、今日は、担任の先生から「あゆみ」をいただきます。先生方は、皆さん一人ひとりのために時間をかけ、学習面・生活面について丁寧に書きました。しっかり心に受け止め、今後の生活に役立ててください。
 さて、明日から夏休みです。一番心がけてほしいのは、「命を大切にする」ことです。先日、名古屋市の中学生がいじめにより、尊い命を亡くしました。とても悲しいことで、残念です。「死ね」「うざい」「きもい」など絶対相手に対して言ってはいけない言葉です。その言葉が、どれだけの人の心を傷つけるか。いじめは絶対いけません。周りの人を大切にしてください。困っている子を見かけたら、声をかけてあげてください。そんな優しい心を持ってほしいと思います。お父さんやお母さんからいただいた命を大切にして下さい。
 また、水の事故や交通安全には十分気をつけてほしいと思います。特に自転車での飛び出しは絶対いけません。交通事故ゼロが今でも継続し、今日で632日になります。一人ひとりが、自分の命は自分で守るよう心がけましょう。
 もう一つ、心がけてほしいのは、何事にも目標を持ち、計画を立て、実行することです。例えば、時間を決めて集中して学習する。毎日静かに読書をする。毎日必ず一つでもよいので家の手伝いをするなど、目標を持ち、継続的に取り組むことが大切です。「継続は力なり」と言いますが、地道に努力することで、結果はついてきます。しかし、その途中には、上手くいかなかったり、失敗したりすることもあります。失敗から逃げず、それを活かすようにしたいです。誰かが見ている、見ていないに関わらず、ひた向きに、こつこつ取り組める人になってほしいと思います。自分の成長のためです。
 最後に、皆さんの安全と健康と心の成長、そして、すばらしい夏休みになることを心から願い、1学期終業式のお話とします。
 以上、子どもたちは、真剣に話しを聞いていました。その姿は美しく、感心しました。「何をするにも心をこめて・・・」を1学期は子どもたちに話しました。少しずつ心に伝わったようです。2学期もさらに心に訴えていきたいと思います。