71回目の終戦記念日を迎えました。毎年この時期になると、テレビや新聞でもいろいろな番組や記事が特集されます。先日、昭和２０年８月１５日直後の終戦連絡や事務処理に関する番組を見る機会がありました。それまでの戦いや経緯に目が行きがちですが、終戦で戦争すべてが終わったわけではないことを改めて感じました。
　この間の出校日にもお話をしましたが、ご家庭でも戦争と平和について、命の大切さについて話題になったり、話す機会を持ったりできたでしょうか。平和のありがたさを実感するためにも、この強烈な戦争の教訓を何十年何百年たっても忘れず語り継いでいかなければならないと思います。
　平和な生活は、平穏な気持ちからです。学校でも、機会あるごとに話をしながら、人と人が関わり合う中で、まずはお互いの心持ちを大切に安心して生活できるよう意識を高めていきたいと思っています。