9.1 目標を立てる!
- 公開日
- 2015/09/01
- 更新日
- 2015/09/09
校長室
笑顔で元気よく子どもたちは登校し、2学期がスタートしました。始業式に子どもたちに話した内容を載せました。
今朝、みなさんが元気よく登校できたことを大変うれしく思いました。きっとすばらしい夏休みが過ごせたことと思います。今日から2学期です。気持ちを新たに、目標を持ってスタートしてほしいと思います。また、命を大切にする、人に優しく、いじめは絶対にしないなど、みんなで美しい心を育てていきましょう。
さて、今日は目標を持つことの大切さについてお話をします。集中力ややる気を生み出す一番の近道は、目標を立てることです。
今年も「愛は地球を救う」24時間テレビが放映され、見る機会がありました。ハンディを背負いながらも、目標を持ち一生懸命生活をしている方々を見て感動しました。周りの支援もありますが、目標を持つことで苦難を乗り越えることができたと思います。また、将来一人で生きていくためには、自分のことは自分でするという目標を持つことは大切です。周りの人の支えに、いつまでも甘えていてはいけないという強い気持ちが成長につながっていると感じました。
私たちも同じです。日ごろ当たり前のように、何不自由なく生活をしています。しかし、これを当たり前と考えず、健康であることに感謝をして、目標を持って生活していかなければいけないと思います。何事にもすぐ諦めるのでなく、まずやってみることです。
また、この夏休みに世界陸上が中国の北京で開催されました。世界で一番速いといわれているジャマイカ出身のウサイン・ボルト選手は、100m・200m・4×100mリレーで3冠を達成しました。ジャマイカは、カリブ海に浮かぶ小さな島国です。5人に1人は学校に通うことができず、靴も買ってもらえずにはだしで生活をしている子が多いそうです。そんな中、ボルト選手は多くのお金を国に寄付して、学校や病院を建てたり、自分がスポーツで活躍することで、国民や子どもたちに夢や希望を与え、目標を持たせたりしているのです。そんなボルト選手もけがで苦しんでいた時期がありましたが、諦めずに目標を持ちけがを克服し、見事金メダルを取ることができたのです。目標を立てることは、他のトップアスリートの人も必ず行っているそうです。
2学期も、勉強や運動、生活に目標をもって一生懸命取り組んでください。そして、与えられた目標ではなく、目標は自分で決めることが大切です。目標は「自分が何をどのようにしたいか」をよく考え、自分の力に合わせて無理のないように立てます。すぐに効果は出ませんが、地道に続けることで達成できると思います。始めから諦めるのでなく、まず、やってみてください。
また、1学期にみなさんが行ったアンケートでは、あいさつができていないとの反省が出ています。あいさつは相手からでなく、自分から進んでしましょう。自分からすることで笑顔も生まれます。今朝、先生はみなさんからあいさつをもらい元気になりました。先生方も積極的にあいさつをします。ぜひ今日からみんなであいさつの輪を広げましょう。2学期のみなさんの活躍を楽しみにしています。
子どもたちが真剣に話を聞く姿勢は立派でした。