学校日記

11月19日(木)   奔流 ・・ 削り運び積む  vol.21

公開日
2025/11/20
更新日
2025/11/20

1年

         “福祉のココロを育む”


昨日の福祉体験講座を通して学んだ福祉の心

その源流には温かい思いやりの心が流れている


福祉とは幸福、幸せを意味する言葉で、誰もが自分らしく幸せに暮らせる社会を目指す活動や仕組みを指す

その中には高齢、障がいなど様々な理由で生活に困難を抱える人々を社会全体で支える考えが含まれる


人は誰もが幸せになる権利を持っている

しかし様々な事情で、己の力で幸せを実現できない方々がおられる

幸せの形は人それぞれ違うが、誰もが幸せに暮らせるよう、そして共に支え合える社会を実現できるよう国民の一人として力になりたい、そんな願いを形にする活動が福祉だ


車いす体験、手話体験、高齢者疑似体験・・

初めてのことに戸惑ったかもしれない

私には遠い存在と思ったかもしれない

が、障がいをお持ちの方はこれほど大変だと共感できれば

普段の何気ない言動の中に温かさが滲むようになり

相手を思いやる心、相手に寄り添う心が育まれる


その灯りが各人の心の中に灯されたはずだ


人は生きる術の全てを己の力だけで行うことはできない

助け合い、支え合い、励まし合って生きている


福祉体験は障がいをお持ちの方のため、という以上に

私のため、私の中に温かな心を育むために行うのだ


このココロの部分に気づいてくれたらうれしい

良い勉強になったね