学校日記

3月24日(金)修了式 〜校長室より〜

公開日
2023/03/24
更新日
2023/03/24

Diary

 令和4年度 1・2年生の修了式を行いました。
1年の締めくくりとなる修了式に臨む子どもたちの姿は、整然としていて、二中生として、誇り高いものでした。
子どもたちの1年間の成長ぶりに感極まる思いです。

 修了式での式辞を紹介いたします。
<式辞>
 今、みなさんの代表の人に修了証をお渡しました。それぞれ、義務教育の中学校1年生・2年生の課程を終えたこととなります。この1年間、みなさんは、しっかりと勉強し、この学びは、みなさんの生きる力となっています。この1年、「何が良かったのか、何を頑張ってきたのか」を振り返り、家の人に、そのことが伝えられるといいですね。

 さて、先日、アメリカのマイアミでWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)が行われ、見事侍ジャパンが優勝をしました。この大会を通して、みなさんに、伝えたいことの一つ。それは、日本が世界一となった時の大谷翔平選手の行動です。

 大谷選手は、最後の打者であるトラウトを空振り三振に仕留めると、グラブ、ボールを投げ、歓喜の喜び。雄たけびをあげてその喜びを爆発させました。その後です。彼は、アメリカベンチに一礼したのです。世界一を勝ち取った大興奮の中でも、決して対戦した相手への敬意を忘れなかったこの行動は、まさにLove&Beautyでした。素晴らしい人間性です。もちろん、この後、チーム全体が、アメリカチームへの敬意をはらったのは言うまでもありませんが。

 さて、この1年間、校長先生は、みなさんや先生方に、「Love&Beautyがあふれる学校にしていきましょう!」といつもお願いしてきました。みなさんのこの1年間のLove&Beauty度はどれくらいだったでしょうか。嬉しいことに、多くの人が、ところどころで意識をして学校生活を送ってくれていることに感謝しかありません。
 毎日の一人ひとりのちょっとした言葉かけや行動が、自分をLove&Beautyにするだけでなく、周りにかかわる人をもLove&Beautyにすることを忘れないで下さい。

 卒業生から、いただいたメッセージをいくつか部分的に紹介します。

・Love&Beautyを意識することで、普段気にしていないところまで目が行き届き、感謝を伝えたりもしています。これからも校長先生が大切にしているLove&Beautyを高校でも続けていき、成長していきたいです。

・Love&Beautyという合言葉で、この学校は美しく変化したしたように感じます。校長先生がいつも言っているLove&Beautyを胸に、高校へ行っても、勉強と野球を頑張ります。

・Love&Beautyでいっぱいなのだと気づくことができて、楽しい中学校生活になりました。

・校長先生が意識しているLove&Beautyは、二中を元気で心地の良い環境になるものでした。高校生になってもこれを胸に刻んで突き進んでいきます。

・Love&Beautyという言葉で、二中生みんなが相手の気持ちを考えて行動するようになり、とても勉強がしやすい環境になっていったと思います。

・Love&Beautyを意識して過ごすと、昨年よりも楽しく、明るく生活することができました。少しの意識や思いを変えてみるだけで、こんなに変わるのかと。今、思い返せば強く実感します。今後もLove&Beautyを胸に頑張ります。

 わたしと1年間しか過ごさなかった先輩たちでしたが、こんなにも意識してくれていたんだと改めて思いました。
どうか、みなさんもこれからもLove&Beautyを感じられる人であり、人として、素敵な人でいてほしいです。

 さあ、4月から一つ上の学年に進級しますが、スタートが肝心です。よいスタートが切れると、余裕もうまれて、流れにのりやすくなります。そしてどんどんと飛躍できるでしょう。この春休みは、その心の準備をお願いします。また、生まれ変わるチャンスでもあります。自分自身がたくさん成長できるように、自分の命を大切にしながら、この春休みを有意義に過ごして下さい。         
      一宮市立尾西第二中学校  戸田恭子

 保護者の皆様、地域の皆様、本校の教育活動に1年間、ご理解・ご協力を賜り、誠にありがとうございました。令和4年度は、残りあと1週間となりました。31日まで、全職員でしっかりと教育活動を行っていきますので、最後までよろしくお願いいたします。

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