学校日記

7月20日(水)終業式 式辞 〜校長室より〜

公開日
2022/07/20
更新日
2022/07/20

Diary

1学期を無事に終えることができました。これも、保護者の皆様、地域の皆様のご理解・ご協力のおかげです。ありがとうございました。


〜式辞より〜

1学期が今日で終わります。
みなさんにとって、どんな1学期を過ごしてきましたか。
先生が、4月の始業式に、『Love&Beautyがあふれる学校』にしていってほしいとお話をしました。みなさんに意識してもらえるようにと、おりに触れ、Love&Beautyという言葉を口にしてきました。1学期間、たくさんのLove&Beautyを感じることができたでしょうか。

先生は、たくさん感じることができました。中でも、みなさんの挨拶です。先生がしようかなと思った矢先に、ほとんどの人が、自分から挨拶をしてくれているところです。しかも、相手にしっかりと聞こえるあいさつです。自慢の一つです。また、各学年の行事でのみなさんの様子です。それぞれの行事を通して、大きく成長できました。そして、部活動の大会の様子です。どの部も最後の最後まで、真剣に試合に取り組む姿が素晴らしかったです。部活への思い、チームメイトへの思いもしっかりと伝わってきました。3年生は、後輩たちに良い姿をみせることができたと思います。ありがとう。

各学年主任の先生に、みなさんのLove&Beautyを聞いてみました。
<1年生>
 小学校間の壁がなくなり、仲良く生活ができている。雑巾がボロボロになるまでそうじができた。何事にも明るく全力で取り組める。登校時間が早い。

<2年生>
「支え合うことができ、自分たちで考えて行動できるようになった。協力して行動できるようになった。」ということを自分たちで自分たちの成長を感じられたところが素敵だということです。

<3年生>
 プリントの配布、係の仕事の手伝いなど、みんなのために何かしようという心や周りの人を思いやる気持ちがもてて、実際に行動にうつしているところです。
 
本当に、各学年、素敵なところがいっぱいでうれしい限りです。

 さあ、明日から夏休み。暑い日が続きそうです。世界各地でも猛暑。
様々な影響が広がっています。例えば、インド・パキスタンでは、3月ごろから熱波が到来し、5月には50度前後の高温に。ヨーロッパでは、記録的な熱波で何百人もの死者が出ています。ヨーロッパ・アメリカでも40度を超え、各地で山火事も相次いでいます。イタリアでは、過去70年で最悪の干ばつとなっています。各地で、降水量がとてつもなく少なく、川底がみえているところや、本来滝であるはずなのに、ほとんど水の流れがない状態です。
これらは、異常気象によるものです。私たちの生活から出る温室効果ガスが増えると、地球温暖化が進行します。そのガスの排出量を削減しなければなりませんが、ゼロにすることは不可能です。そこで、同じ量を森林が吸収したり、人為的に除去したりすることで、差し引きゼロにする考え方がカーボンニュートラルです。

さて、環境を考えた際に、今の自分たちには何ができるのか、これは、今だけでなく、10年後、20年後、30年後を想定しなければなりません。政府は「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を2020年に策定しています。夏休み、たくさん時間があります。それに関する本を読んだり、情報を収集したりしながら、この暑い夏を考えてみるのもいいのではないでしょうか。

最後に、一番大切なお話です。「命を大切にしてください」
先日、安倍元総理大臣が、銃で撃たれ、命を落としました。大変ショッキングなニュースとして、日本だけでなく、世界中に伝えられ、悲しみに包まれています。
人の命というものをもっともっと重く大切なものだと、すべての人にわかってもらいたいものです。
 まずは、自分の命。自分を大切にするLoveです。この夏休み、熱中症、不審者、交通事故、水の事故などに十分気をつけて生活しましょう。
 全校生徒のみなさん一人ひとりが、笑顔で2学期を迎えることができることを願っています。
 

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