7月11日(木)健康メッセージ
- 公開日
- 2024/07/11
- 更新日
- 2024/07/11
学校の様子
今日は、1学期最後の健康メッセージを放送しました。
今日は、暑さ指数と熱中症警戒アラートについてです。
暑さ指数はWBGTは熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度で示されますが、その値は気温とは異なります。「湿度」「日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境」「気温」の3つを取り入れた指標です。
労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISO等で国際的に規格化されています。 (公財)日本スポーツ協会では「熱中症予防運動指針」では、WBGTの数値によって、次のとおり公表しています。
31以上…危険なレベルです。運動は原則中止です。
28以上31未満…厳重警戒レベルです。熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走 など体温が上昇しやすい運動は避け、10〜20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行います。
25以上28未満…警戒レベルです。熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給します。激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとります。
21以上25未満…注意レベルです。熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給します。
21未満…ほぼ安全レベルです。通常は熱中症の危険は小さいですが、適宜水分・塩分の補給は必要です。マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意が必要です。
「熱中症警戒アラート」は、危険な暑さが予想される場合に、暑さへの「気付き」を促し熱中症への警戒を呼びかけるものです。熱中症の危険性が極めて高くなると予想される日の前日17時頃又は当日朝5時頃の1日2回発表されます。令和6年4月からは、熱中症警戒アラートの一段上の熱中症特別警戒アラートが新たに創設されました。熱中症に関する情報は、ニュースや天気予報、環境省及び気象庁のサイトなどで確認し、適切な熱中症予防行動をとりましょう。